2008年5月28日更新  

冷え性、自律神経失調症、うつ病、甲状腺機能亢進症

■私(男性、46歳)の病院回り歴
2004年は、私の体調が最悪の年でした。
私は、今まで、ほとんど病気をした事が無く、病院には縁が無かったのですが、数年前から徐々に体調が悪くなり、この年に、原因を調べるために、あちこち病院を回る事になりました。
その状況を記録しておきます。※日付順に並べ変えました。

※この情報は個人的な経験や覚書です。何の保障もありません。
2004年2月10日
アレルギー科
2004年2月10日、首の後ろが痛い
2月11日、お腹に発疹
2月12日、体全体に発疹 ※痒みも熱も無し
2月13日、アレルギー科の病院に行く
     病院の先生の話:「ウィルス性の発疹だと思う」
     アレルギーを抑える注射と薬をもらう
2月16日、状況変わらず
2月17日、お腹の発疹が消えた。
2月18日、足・腕の発疹が消えた。
2月19日、体の発疹が全て消えた。
病院の先生の話:「皮膚が弱いのでは?」
最近、室内ばかりなので、日光浴が必要なのかも?
三半規管の
機能低下
TVで「三半規管の機能低下により、めまいが生じる」との話がありました。
私も子供の頃から乗り物酔いする方でしたので、私の体調の悪さは、これが原因と思います。
とりあえず、三半規管復活トレーニングをやって見ます。
スポーツマン心臓 スポーツマン心臓では、一回の脈で多量の血液を送り出すために、安静時には脈拍が著しく遅くなります。
※5年前の私の安静時脈拍:45回/分
元気なうちは問題ないのですが、スポーツをしなくなって心臓が弱ってくると、一回に送り出せる血液の量が減るために、いろいろ不都合が出てきます。
今の私の冷え性や、頭がボーっとするのは、これが原因かもしれません。
火の呼吸 ヨガの呼吸法に、火の呼吸というのがあります。
1分間に200回程度の呼吸を行います。
心拍数を増やすために、この呼吸法を試して見ました。
この結果、冷え性や、頭がボーっとするのが、少し改善されたのですが、
この後、一ヶ月程度経つと、不整脈がひどくなりました。
2004年4月19日
耳鼻科
少し耳鳴り。
エアロビクスのレッスンで、走ったり、弾んだりすると、気持ちが悪くなる。
このため、2004年4月19日、耳鼻科へ行く。→異常無し。
2004年4月21日
脳MRI
頭がボーとする。
走ったり、弾んだりすると、気持ちが悪くなる。
このため、2004年4月21日、脳神経外科へ行き、脳MRI。→異常無し。
負担額:5,470円
2004年4月23日
整体マッサージ
病院で、何も悪いところが無かったので、2004年4月23日、整体マッサージに行く。
マッサージ師からの言葉
・首、肩が凝っている。
・首が少し太い。甲状腺か?
・頚椎MRIも検査した方が良い。
・姿勢に気を付ける。
2004年4月26日
循環器科
起床時や就寝前に、不整脈がひどくなり、とりあえず循環器科の病院へ。
2004年4月26日、循環器科の病院に行き、血液検査、24時間心電図の検査を受ける。
2004年5月11日、検査結果を聞いたところ、甲状腺ホルモンが多過ぎるとのこと。
藤沢市民病院で、再検査するように言われた。
検査料:35,510円(血液検査、検尿、X線、一般心電図、24時間心電図)※3割が自己負担
2004年5月1日
頚椎MRI
2004年5月1日、脳神経外科へ行き、頚椎MRI。
→首の骨と骨の間の軟骨が、一部痛んでいたが、問題無い範囲とのこと。
※素人の私が見ても、明らかに頚椎の一部が、他の箇所と色が違っていました。
  これで、問題無い範囲なのだろうか?
負担額:5,800円
2004年5月28日
甲状腺機能
亢進症

(バセドウ病)
2004年5月28日、藤沢市民病院へ行ったところ、甲状腺ホルモンが多過ぎるので、バセドウ病と言われました。
※甲状腺は腫れていないし、目も出ていないが、脈拍が80回/分と早くなった。
バセドウ病の治療は、確立していて、毎日、薬を飲めば良いとのことで、メルカゾールという甲状腺ホルモンを抑える薬をもらいました。
診療費(初診):23,770円(内.血液検査料:15,690円)
負担額:7,130円
この後も、数ヶ月毎に血液検査料:9,000円〜13,000円※この金額の3割が自己負担額
冷え性 薬(メルカゾール)の効果で、甲状腺機能亢進症の方は改善してきたのですが、その反動か、もとの冷え性に戻ってしまいました。
担当の医者に状況を説明すると「バセドウ病で冷え性というのは聞いた事が無い」と言われました。
私の住んでいるところの、最近の気温は31〜32℃なのですが、これが私にとっては丁度良い状態です。
フィットネスクラブは25℃で、とても寒いです。
2004年12月15日
冷え性は
心療内科
冷え性だけでなく、頭がボーっとすることが多いので、2004年12月15日、心療内科の病院に行ってきました。
1時間近く時間を掛けて病状を聞いて頂き、この時は、たいへん良い先生だと感じました。
結論は、不安による自律神経失調症とのことでした。
また、バセドウ病の薬の影響もあるのかもしれないとのことでした。
対策1:ドグマチール細粒(精神安定剤?)使用
対策2:昼間、1時間程度の散歩
対策3:睡眠時間を増やす。夜12時には寝る。睡眠薬(ロヒプノール)使用。
  ※今まで、深夜1時に寝て、なぜか朝6時には目が覚めていた。
散歩は効果大 昼食後、1時間程度の散歩を行うと、体が温まり、頭もスッキリします。
今までは、毎朝、自転車で30分程度の運動をしていたのですが、歩いた方が良いようです。
冷え性解消 散歩と薬の効果で、最近、顔が温かいです。
エアロビクスのレッスンで、走ったり、回ったりしても、問題無くなりました。
でも、耳鳴りと、物忘れ(頭の回転が悪い?)があります。
これも、運動を続ければ、春までには、直りそうな気がします。
8時間睡眠で
眠気解消
睡眠薬を飲んでも、尿が近くなり、やはり朝6時には目が覚めます。
この状態だと、睡眠薬の効果が残り、昼間眠くなります。
そこで、トイレを済ました後、時間を気にせず、再度眠ったところ、朝8時まで眠れました。
すると、昼間も眠くならず、頭スッキリでした。
ドグマチールの
効能と副作用
ドグマチールについて、インターネットで調べたところ、
・ノルアドレナリンの放出を促進する作用
・ドーパミンという神経伝達物質をおさえる作用
確かに、ノルアドレナリンの効果で、頭は、温かくなりました。でも、首から下は、変わりませんでした。首から下は、アドレナリンの担当だと思います。
困るのは、ドーパミンが抑えられているためか、笑顔が出てこないことです。エアロビクスにおいて、笑顔は必須ですよね!
ドグマチールは、短期的に利用するのは良いと思いますが、何ヶ月も継続して利用すると、副作用で体がボロボロになってしまいそうです。
全員
ドグマチール
心療内科で診察後、病院隣の薬局で、薬を購入していたのですが、薬を待っていると、同じ心療内科で見かけた人たちが、私と同様にドグマチールを受け取っていました。
つまり、この心療内科は、ドグマチールを主体に利用する病院だったようです。
初診の際に、1時間近く時間を掛けて病状を聞いて頂いたのですが、結論は、ドグマチールで決まっていたようです。
2005年4月
冷え性の
薬による治療
中断
冷え性の治療のため、2004年12月中旬から、ドグマチールという薬を飲んでいました。
2005年4月に入って、ようやく薬の量を減らしてもらえたのですが、浮遊感、物忘れ、ぼんやり、しびれ等があります。
浮遊感については、薬の量を元の量に戻せば、改善される気もしたのですが、今後も副作用で悩まされるのかと考えるとうんざりです。とりあえず、薬による治療は中断して様子を見ることにしました。
<副作用>
夕方以降、頭がボーっとする。
睡眠薬が無いと眠れない。
睡眠中に口渇で目が覚める。
朝、鼻血が出る。
※睡眠薬は、ドグマチールの副作用対策だったようです。
そもそも、ドグマチールの効果は何なのか、副作用には何があるのか、充分な説明の無いまま、言われるままに飲んでいました。
2005年8月11日
アレルギー科
蕁麻疹
8月11日:午前1時、3時、5時、と蚊に刺されたような痒みで目が覚める。
      夕方17時、足の付け根辺りが少し腫れて痒くなる。続いて、脇の下が腫れてくる。
8月12日:深夜、痒みで何度か目が覚める。
      アレルギー科の病院に行く。アレルギーを抑える注射と飲み薬をもらう。
      薬を使っても、即効で直るものではないので、しばらく我慢。
8月13日:深夜、痒みで何度か目が覚める。
      ようやく朝、先日腫れていたところは消えて、別のところが腫れていた。
8月14日:深夜、痒みで何度か目が覚める。
      ようやく朝、また、別のところが少し腫れていたが、全体的に腫れは消えてきた。
      午前、起床時に残っていた腫れが、時間と共に、どんどん消えていく。!(^o^)!
<補足>
1年前から、時々、蚊に刺されたような状態はあったのですが、蕁麻疹の予兆現象だったようです。
今回は、体調が悪いところへ、お腹に悪いものを食べた結果、蕁麻疹が発症したようです。
今後は、蚊に刺されたような状態になった場合、特に、食事に気を付けたいと思います。
肝機能改善のため、ニラレバ炒め定食が良いようです。
1週間に1回は、ニラレバ炒め定食を食べた方が良さそうです。
2005年11月
バセドウ病の
薬による治療
中断
バセドウ病の薬(メルカゾール)が原因なのか、冷え性になるので、勝手に、徐々に薬の量を減らし、2005年11月には、止めてしまった。
※バセドウ病の薬(メルカゾール)は、夏を涼しく過ごすには良いのですが、冬は耐えられません。

2006年4月21日、病院で血液検査した結果、正常値だったのでOK。
※この後も、時々不整脈になるのですが、その時には、深呼吸をすると治まるようです。
※以降、軽い冷え性は続いていますが、大きな問題は無く、2008年5月現在まで、病院に行っていません。
バセドウ病は
アレルギー?
バセドウ病は、自分の甲状線を異物とみなして、TSHレセプター抗体(TRAb)が作られ、この抗体が、常に甲状腺を刺激する為に、甲状腺ホルモンを作り続けると考えられています。
自分の体を異物とみなし、抗体を作るという過剰免疫反応は、一般的なアレルギーと同じに思えます。
このため、私の場合、蕁麻疹にも成り易いのだと思います。
私の体質 私は、子供の頃から、軽い不整脈や手の震えがありました。
子供の頃は、病気とは思わず、全く気にしていませんでした。
でも、私は、運動音痴、音楽も音痴、文字を書くと「ミミズ文字」と言われていました。
また、緊張し易い性格でした。
これらは、甲状腺ホルモンの過剰分泌が、原因だったのかもしれません。

逆に、緊張し易い性格、ストレスを溜め易い性格が、甲状腺ホルモンの過剰分泌につながっているのかもしれません。

■その他

ドロドロ血
↑上の写真
フィットネスクラブで「血液画像分析システム」による血液チェックを行っていたので、検査して見ました。
最近、水を飲むようにしていたので、問題ないだろうと思っていたのですが、しっかりドロドロ血でした。
私の体調の悪さ(冷え性・自律神経失調症)は、これが原因のようです。
ドロドロ血改善には、
・1日に2リットルの水を飲む
・水は20℃視程度
・水道水でも良い
・冷たい水は、トイレが近くなるのでダメ
・沸かした水は、カルシウムイオン等が無くなるのでダメ
とのことでした。
水だけでなく、ストレスも関係するそうです。
冷え性・
肩こり・
自律神経失調症
・うつ病
は職業病
一日中、パソコンに向かって仕事をしている人は、
・長時間、椅子に座っていることによる血行不良。
・長時間、ディスプレイを見ることによる目の負担増。
・運動しない人が、普通に食事を摂ると、結果的に過食になり、血糖値の増加。
というように、生活習慣病になって当然の状況にあります。
この状況を考えると、冷え性・肩こり・自律神経失調症・うつ病は職業病であり、会社側の適正な対応が望まれます。治療にあたっては、労災の適用を受けるべきです。
自律神経失調症
・うつ病
の原因
自律神経失調症、うつ病等は、精神的なものが原因と言われていますが、その多くは、生活習慣病ではないでしょうか?
生活習慣病の原因
・椅子に座って行う仕事が増えたことによる血行不良。
・ディスプレイやテレビを見ることによる目の負担増。
・過食による血糖値の増加。
病院で診てもらうと、薬の副作用で返って悪くなることもあるので、まずは、生活習慣を改善することが先決だと思います。
生活習慣病の改善
・朝と昼に1時間程度の散歩。
・ディスプレイやテレビは、45分見たら、15分休憩。
・ディスプレイやテレビを見なくても、椅子に45分座ったら、15分休憩して、その辺を歩く。
・粗食に努める。カロリーを減らす。
生活習慣を改善してもダメ。または、生活習慣を改善する意欲も無くした方は、病院へ行って下さい。
OLが
冷え性になる
理由
OLに限らず、一日中椅子に座った状態で仕事をしていると、足の血液が流れにくい状態が続くことになります。
エコノミークラス症候群というのがありますが、血栓ができないまでも、足の血液が流れにくい状態が続くと、冷え性、肩こり、自律神経失調症等の不調が生じるのは、当然の成り行きと考えられます。
ふくらはぎは第二の心臓といわれるくらい血液の流れに重要なものです。
椅子に座った状態は、第二の心臓の機能を抑えることになり、大変健康に悪い状態と言えます。
できるだけ、頻繁に立ち上がって、歩き回ることが大切なようです。
セールスマンは
健康に良い
私は以前、セールスマンとして昼間あちこち歩き回っていました。
7年前、上司ともめて、外回りの営業をしなくなってから、徐々に冷え性になってきました。
エアロビクスは、続けていたのですが、徐々に冷え性がひどくなってきました。
やはり、昼間、外を歩き回るのが、健康に良いようです。
「ホルモン」
「酵素」
「ホルモン」や「酵素」という言葉を最近耳にします。
「ホルモン」や「酵素」が有効に働けば、運動しなくても、ダイエットでき、健康も保つことができるそうです。
また、筋力を有効に働かせるのも、トレーニング後の筋肉修復も「ホルモン」が大切らしいです。
私は、ここ数年、年々体調が悪くなっており、夜中に2時間毎に目が覚める、めまい、頭がボーっとする等の症状があります。
いろいろと考えた結果、風呂上りに水分を摂取していなかったために、体が干からびて「ホルモン」や「酵素」が出なくなったのだと思っています。
一度体調を崩すと、簡単には直らないもので、規則正しい生活を心掛けています。