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■花粉症対策 アレルギーの子供が増えたのは、余りにも清潔な生活環境が原因との話があります。 生後一歳までの間に、家畜に接していた子供は、アレルギーになりにくいそうです。 乳幼児期に多くの細菌やエンドトキシンにさらされると、細菌型免疫(古い免疫)が増え、アレルギーになりにくい体質になるそうです。 逆に、細菌やエンドトキシンが少ない清潔な環境で、多くの花粉に接すると、IgE型免疫(新しい免疫)が増え、アレルギー体質になるそうです。 ※エンドトキシン: 大腸菌等の細菌を覆う膜の成分で、細菌が死んでバラバラになると大量に出てきます。 家畜の糞の中に多く含まれ、家畜小屋の空気中に多く存在します。 このため、乳幼児期に家畜に接していた子供は、アレルギーになりにくいそうです。 ※細菌型免疫(古い免疫:Th1)とIgE型免疫(新しい免疫:Th2): 細菌型免疫(古い免疫):細菌に対抗するため、哺乳類になる以前からの免疫細胞 IgE型免疫(新しい免疫):寄生虫や吸血ダニに対抗するため、哺乳類になってからの免疫細胞 この2種類の免疫細胞のバランスが大切なようです。 ところが、現代の清潔な環境では、細菌に接する機会がありません。 寄生虫や吸血ダニもいないのですが、代わりに寄生虫や吸血ダニが出す酵素に似た構造の家ダニやカビや花粉が増えました。 結果、免疫細胞は、IgE型免疫(新しい免疫)に偏ってしまったようです。 生後一歳までの間に、清潔な生活環境で育ち、細菌型免疫(古い免疫)を増やす機会が無かった人は、手遅れですので、花粉症対策を行うしかないようです。
私は、IgE型免疫による花粉症ではなく、逆に、細菌型免疫が多い自己免疫疾患のようで、以前、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)になりました。蕁麻疹にもなりました。 対策は、花粉症と同じで、食事やストレスに気を付けると良いようです。 私の場合、夜、不整脈が出てくると要注意です。 この状態で、肉や卵を食べると、蕁麻疹になるようです。 こういうときには、食事を控え目、深呼吸でリラックスに努めると、難を逃れる事ができます。 もしかすると、肝臓が弱っていたのかもしれません。 隠れ脂肪肝というのがあるそうです。 高タンパク、高脂肪の食生活を続けていると、すぐに隠れ脂肪肝になるそうです。 子供のアトピー性皮膚炎も、これが原因の場合があるそうです。 ■アレルギー対策は、粗食 花粉症に限らず、様々なアレルギーの人が増えているようです。 原因は、豊かな食生活にあります。 高脂肪、高カロリーの食べ物が、人間の体を蝕んでいるのです。 脂肪分や糖質の多く含まれる食事を摂取すると、肝臓に脂肪として蓄積され、脂肪肝になります。 脂肪肝の症状が進行すると、肝炎、肝硬変になり、更に悪化するとガンになります。 肝炎の原因は、ウィルスと言われていますが、豊かな食生活も原因なのではと思われます。 脂肪肝の一歩手前が、隠れ脂肪肝です。 高脂肪、高カロリーの食べ物を食べると、すぐに隠れ脂肪肝になるようです。 隠れ脂肪肝になった時点で、肝臓の機能は大きく低下します。 肝臓には、毒を分解する能力があります。 飲酒の際には、アルコールを分解してくれます。 お酒に限らず、食べ物は過剰に摂取すると、毒と同じです。 肝臓の解毒能力が十分に機能しなくなると、様々なアレルギー症状を引き起こします。 ケーキやチョコレートといったお菓子や、肉類を多く食べると、 すぐに隠れ脂肪肝になります。 肝臓の解毒能力が大きく低下します。 肝臓の機能低下により、体内の毒が増えます。 体内の毒に対抗するために、免疫が過剰反応を始めます。 これがアレルギーです。 アレルギーを治すには、粗食がお薦めです。 必要最小限の食事が健康に良いのです。 健康で長生きするためには、粗食が一番、体に良いようです。 それも、日本食が良いようです。 「御飯、味噌汁、納豆、卵、漬物、のり」 日本人には、日本食が体に合っています。 |
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