夢主義社会では、子供の労働義務は、勉強になります。
勉強は、自分の能力を高めて、人類の未来に役立つ人間になることが目的です。
中学校を卒業するまでに、自分の能力を見極めます。
自分がどのような職に向いているのかを判断するのが目的です。
必ずしも、一般的な理数国社といった科目が大切ではありません。
自分の将来の方向性を決めて、さらに勉強する必要があれば進学します。
必要な勉強を終えたならば、社会人として労働義務が課せられます。
生まれた子供は、自分で育てても、国の施設に預けても良いこととします。
子供は、社会全体で育てるのが原則です。
必ずしも親や家族を必要としません。
子供には愛情が必要と言われますが、愛情とは、子供が安心して育つことができる環境です。
子供に不安を抱かせたり、子供の悪い御手本になるような親は、いない方が子供のためです。
理想としては、大人社会と子供社会を分離すべきと考えます。
先生等の限られた大人しか立ち入ることのできない地域を設定し、その中で、子供たちは親と離れ、完全寮生活を行います。
※もちろん、先生は、子供の良い御手本になるような、正しい心を持っていることが必須条件です。
大人社会は未成年者禁止: |
酒・タバコは、未成年者禁止ですが、今の大人社会の全てを未成年者禁止にして、未成年者が大人社会の状況を知ることができないようにすべきであると、私は考えます。
「真実は小説よりも奇なり」と言われますが、今の社会は、癒着、談合、詐欺、脅迫、窃盗、暴力、殺人、等、未成年者には、刺激が強すぎる社会だと思います。少し前までは、テレビドラマや映画の世界だったことが、現実社会で起きています。それも、テレビドラマや映画よりも遥かに醜く、汚く、衝撃的なことが、現実に行われています。一流企業といわれる会社や、一見普通に見える人たちが、様々な問題を引き起こしています。特に気になるのは、テレビ等で見た犯罪シーンを真似たような犯罪が増えていることです。
今の社会では、大人も子供も同じ様に情報を得ることができます。
もしかすると、毎日、仕事に追われている大人よりも、テレビを見る時間が長い子供の方が、今の社会の情報を多く得ているかもしれません。
そして、何よりも、子供の方が、記憶力・理解力において優れています。
子供たちは、テレビドラマや映画の仮想社会を見て、さらに、ニュース等で現在の大人社会の状況も見て、子供たちの頭の中で、どのように認識され、どのような結論を導き出しているのでしょうか。仮想社会と現実社会の区別は付いているのでしょうか。計り知れないものがあります。
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<対策> |
簡単対処: ・テレビを見せない:問題無い番組のみを厳選して、ビデオで見せる。 ・インターネットを利用させない:学校内で、厳選されたサイトへのアクセスのみ許可する。
極端な対処:
・大人社会と子供社会を分離する。 ※先生等の限られた大人しか立ち入ることのできない地域を設定し、その中で、子供たちは親と離れ、完全寮生活を行う。 ※逆に、大人社会を、大都市に限定する方法もあります。
大人と子供が同じ生活環境に共存していたのでは、現在の未成年者の酒・タバコを厳格に取り締まることができないのと同様に、テレビやインターネットを厳格に取り締まることは不可能と思われます。 そもそも、大人は認められるが、子供はダメという論理が、間違っていると思います。大人の一方的な論理を、子供に強要することは、子供の精神を歪めることになると思います。そして、大人になって、その反動が出てくるのではないでしょうか。今現在の大人たちの行動そのものが、実は、子供の頃、虐げられた反動なのかもしれません。
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子供の労働義務は、勉強です。
その義務を果たさない場合は、犯罪と見なされ、すぐに警察が来て、簡単な事情確認後、不当な場合、強制労働(日雇い労働)させられます。つまり、勉強しないならば、大人と同様に労働してもらうということです。
夢主義社会では、個々の人間は、常に監視カメラで監視されています。
学校の中も、常に監視カメラで監視されています。
暴力、暴言、喧嘩、いじめ、悪口、陰口、いたずら、ルールを守らないといった不当な行為があった場合、軽犯罪と見なされます。
子供にも、毎月、衣食住のポイントが支給されますが、軽犯罪の場合、このポイントが削減されます。
ポイントは、その人の一生において、何か犯罪を行う度にどんどん削減され、増えることはありません。
犯罪歴も、本人の経歴として、全て、コンピュータで管理され、就職の際に、制限が加えられる場合があります。
夢主義社会は、犯罪・不正に厳しい社会です。
夢主義社会は、真面目な正直者が得をする社会です。
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