夢主義社会トップへ 新党結成???   2005年08月20日  戻る

郵政民営化反対で、自民党を締め出された議員が、新党を結成するそうです。
この新党が作成するマニフェスト(政権公約)は、信頼できるのでしょうか?

そもそも、この人たちは、自民党のマニフェストに反した考えを持った議員でした。
「マニフェストなんか関係ない」「俺は俺の考えで行く」という議員でした。
「俺は偉いんだ。俺は正しいんだ。俺を選べば間違いない。」とひたすら主張する人たちです。
このような人たちが作成したマニフェスト(政権公約)は、信頼できるのでしょうか?

本来、「マニフェスト選挙」では、人を選ぶのではなく、政策で選ぶべきです。

従来の選挙では、政策よりも、人が重視されていたようです。
結果的に、当選してしまえば、選挙時の公約は忘れられていました。
そして、議員になった人たちは、自分の議員としての立場を保持するために、ひたすら頑張ります。
自分を支援してくれる組織、団体に都合の良い政策を考え、主張します。
つまり、「議員自身の立場を守るための政策」であり、「日本の未来を考えた政策」ではありません。

議員の中には、「お金があれば何でも買える風潮は如何なものか」という声がありました。
議員にとってお金は、権力さえあれば、いくらでも政治資金(裏金?)として得ることが可能なものです。
つまり、「政治家としての権力さえあれば、何でもできるんだぞ」と言いたいのだと思います。

このような不当な考えを持った議員を政界から締め出すことが、政界の構造改革になります。
そして、正当な考えを持った議員が揃って、初めて日本の構造改革が実行可能になります。