夢主義社会トップへ 選挙に行かない人にツケが回る   2005年08月28日  戻る

「飲み会に参加しなかった人に、後日、飲み会の全員の支払いのツケが回ってきた」といったことは、現実社会では無いと思いますが、政治に関しては、現実に起きています。

今まで、政治に関心があり、しっかり選挙に行っていたのは、高齢者です。
ですから、政治家は、選挙に勝つために、高齢者に都合の良い政策を打ち出します。
結果的に、政治は、高齢者に都合の良い政治になります。
逆に言えば、選挙に行かなかった若者に都合の悪い政治になります。

現在の日本の巨額の財政赤字は、選挙に行かなかった若者に回された「ツケ」と言えるのではないでしょうか。

高齢者にとっては、自分が生きている間に、日本が破綻しなければ、どんなに巨額の財政赤字でも、問題ありません。
「今の自分さえ良ければ、それでかまわない」
「今が、バラ色ならば、それで良い」
「自分の将来に不安がなければ、それで良い」
ということです。
逆に言えば、「日本の将来なんか知らない。若者が頑張って何とかしろ」ということになり、全面的に、若者に「ツケ」が回されています。

今現在、日本は「サラ金地獄に陥っている」と言えます。
「借金(赤字国債)の利息を支払うために、借金(赤字国債を発行)をする」
この結果、巨額の財政赤字は、雪だるま式に増え続けています。

でも、今なら、未だ、間に合います。
今は、未だ、日本経済が元気です。
今なら、外国人投資家が、日本の株を買ってくれます。※国債は買ってくれません。
今の内に、売れる物を売って、巨額の財政赤字を解消すべきです。
(郵政民営化、等)

「ツケ」を回されたくない人は、選挙に行きましょう。