夢主義社会トップへ うつ病患者の犯罪責任は医者   2006年04月16日  戻る

現代医療では、脳の治療は、未だ未だ、未知の領域です。
それにも関わらず、様々な治療薬が開発され、実際の人間に使われています。
現在の治療は、医薬品会社が開発した薬を、医者が、人体実験で患者に使っている段階のように思えます。
特に、うつ病治療には、副作用が多いようです。
もし、うつ病治療のための薬が、その副作用で、人間の理性を無くす効果があったとしたならば、どうでしょうか。

そもそも、人間の脳の構造や働きは充分に解明されていません。
善意、悪意といった心が、脳の中のどのような化学反応で生まれるのか、科学的に解明されていません。
薬による治療は、一定の効果が期待できる化学物質を体内に入れることで、その化学反応で病気を修復しようという行為です。
確かに、うつ病治療薬には、落ち込んだ気持ちを向上させる働きがあるのだと思います。そして、うつ病は直るのだと思います。しかし、その副作用で、人間の理性を無くしてしまったとしたならば、たいへん問題です。

私の自己理論では、「夢−理性=欲望」、つまり、夢(善意)を持って生きている人間から、理性を取り去ると、残るのは欲望(悪意)です。

このように考えると、うつ病患者の犯罪責任は、医者や薬を開発した医薬品会社にあるということになります。
従って、被害者や被害者の家族は、医者や薬を開発した医薬品会社を告訴するのが適切のように思えます。
また、その薬を認可した国にも、責任があります。
さらに言えば、犯罪を行ったうつ病患者自身も、実は、不適切な治療により、副作用で人間の理性を無くしてしまった被害者ということになり、医者や薬を開発した医薬品会社を告訴できる立場にあることになります。
※医者や薬を開発した医薬品会社は、お金持ちですので、充分に賠償能力を持っています。

但し、現代医学では、人間の理性が脳の中のどのような化学反応で生まれるのか、科学的に解明されていません。
この状況では、医者や薬を開発した医薬品会社の責任を明確にすることは不可能と思われます。