自分の夢を持たないため、他人の夢を吸って生きる人間を「寄生人間」と呼びたいと思います。 「寄生人間」は、常に周りの人の様子を見ながら、つけ入るすきがないか、チャンスを伺っています。 夢を持っている人を見つけると、近寄り、言葉巧みに、その夢を吸い取ろうとします。 「あなたの夢をかなえて上げましょう」 と言ったような甘い言葉で、近寄り、夢を吸い取り、その夢をお金に変えて、自分が利益を得ます。 今の社会には、2種類の人間が存在します。 1.コツコツ努力して、物作りに励む人間 2.舌先三寸で要領良く世の中を渡る人間 たとえば、「毎日、研究・開発を行っている人」と「毎日、お金儲けのことを考えている人」では、どちらがお金持ちになれるでしょうか? 「毎日、お金儲けのことを考えている人」は、「毎日、研究・開発を行っている人」を利用して、自分が利益を得ることを考えるでしょう。そして、「毎日、お金儲けのことを考えている人」は、大きな利益を得て、その利益の中からほんの一部を「毎日、研究・開発を行っている人」に分け与えるでしょう。これが、経営者と従業員の関係ということになります。 コツコツ努力する人間を木とするならば、舌先三寸の人間は、その精気(夢)を吸い取る寄生植物という感じがします。 自然界には、寄生植物、寄生虫というものが存在しているように、人間界でも仕方の無いことなのでしょうか? ※舌先三寸の人間とは、財界人、政界人、社長を含めた幹部社員、営業マン、他力本願で活きる人たちを示します。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |