人間が幸せに生きていくのには、それほど大きなお金は必要ありません。 逆に、どんなに多くのお金を得ても、事故等で、ケガをしたり、死亡したのでは、たいへん不幸です。 このように考えると、所得が増えることによる豊さよりも、安全で安心して暮らせる生活環境の方が大切だと思います。 企業も御役所も、安全・安心よりも、コスト削減重視で、自分たちの個人的な立場や利益を追求した結果、様々なところで、問題が発生しています。 「生活環境の安全は、だれかが、どこかで、しっかり守ってくれているだろう」と思っていたら、関係者はしっかりやっている振りをしているだけで、実際にはだれもやっていなかった。というのが、最近の様々な社会問題の現実のようです。 麻生外務大臣が時期総理候補への立候補で、その政権構想として、「豊かさ実感倍増計画」というのがありました。 私としては、「豊かさよりも安全・安心が大切」と考えていたので、どうかなと思ったのですが、中身は、「国民が安全・安心で真に豊かさを実感できる社会を目指したい」とのことで、良いのかもしれません。 主義社会 https://www.dream-think.com/ |