夢主義社会トップへ 究極の延命治療:サイボーグ   2006年08月24日  戻る

人の脳は、300歳まで生きられるという話を聞いたことがあります。
でも現実的には、人の寿命は、心臓の寿命によって決まるようです。

仮に、90歳の老人が自宅で静かに息をひきとった際に、急いで蘇生処置を施し、病院で人口心臓や人口呼吸器で延命治療すれば、少しは長く生きることができるでしょう。しっかりとした人口心臓や人口呼吸器で延命治療すれば、300歳まで生きられるかもしれません。延命治療である以上、ベッドから起き上がることはできないでしょう。永遠に眠ったままかもしれません。でも、少なくとも、脳は生きています。

この状態を、サイボーグと呼びたいと思います。
SFの物語のように、医療技術が進歩して、人口心臓や人口呼吸器といった機械を、人間の体の中に組み込めるようになれば、普通に生活することも可能になるのでしょうが、未だ未だのようです。
また、延命治療には、多くのお金が掛かります。それでも、お金持ちの人間の中には、いくらお金が掛かっても良いので、長く生きたいと希望する人もいるかもしれません。
現状の延命治療は、サイボーグの先駆けと言えるかもしれません。

延命治療が一般的になってしまうと、老衰により自宅で静かに息をひきとっても、とりあえず病院へ運び、蘇生処置を施すことになり、人は皆、人生の最後を病院で終えることになります。

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