夢主義社会トップへ くじや抽選は典型的マネーゲーム   2006年09月14日  戻る

最近、入会者や購入者に「抽選でハワイ旅行御招待」とか「100人に1人が無料になります」といった「くじや抽選」が増えているようです。

本来、物の価格は、需要と供給のバランスで決まるものですが、「くじや抽選」が増えてくると、運良く当たった人が大きな得をします。これは、「くじや抽選」に当たった、つまり、勝った人が勝ち組として大きな利を得られる今のマネーゲーム社会の典型だと思います。

今の社会では、商売での勝ち負けが重視されていますが、商売は、単なるマネーゲームに過ぎません。勝ち組は、「くじや抽選」に当たったのと同じで、運良く大きな利を得たに過ぎません。要は誰かが当たるのです。
結果、一部の高所得者「勝ち組」と、多くの低所得者「負け組」が存在することになります。

政府の経済対策とは、このような「くじや抽選」を増やして、マネーゲームに参加するチャンスを増やしているだけ過ぎません。

夢主義社会
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