夢主義社会トップへ 校内の乱れはしつけよりも栄養バランス   2006年09月23日  戻る

東京都の石原知事は、校内の乱れを正すために、国旗国歌斉唱の強制が必要と考えているようです。つまり、躾(しつけ)が大切だと認識しているようです。
しかし、これは誤った認識です。校内の乱れは、子供たちの食事の栄養バランスの乱れによって、理性が機能しなくなっているからです。

スナック菓子等を食べると、
1.血糖値が急上昇。
2.それに合わせて、インスリンの分泌も急上昇
3.増え過ぎたインスリンにより、糖質が細胞内にしっかり取り込まれます。
4.結果、血液内の血糖値が急低下。
5.血糖値の低下により、空腹感。

この血糖値の急上昇、急低下が、キレル子供を作るという話があります。

血糖値が低下すると、脳の活動に必要な栄養素のブドウ糖が不足し、脳が正常に機能しなくなります。また、血糖値を上げるためにアドレナリンが分泌され、興奮して攻撃性が増します。つまり、脳が正常に機能しなくなった状態で、攻撃性だけが増加すれば、暴力・暴言に至るのは、当然の成り行きと考えられます。

キレル子供にしないためには、
・3食しっかり食べさせる
・食事の栄養バランスに気を付ける ※牛乳は成分無調整
・血糖値を急上昇させるような間食は食べさせない ※スナック菓子厳禁

他に、インスタント食品には、リンが含まれていて、カルシウムの吸収を阻害するという話もあります。

パンのような消化の良い食事も良くないと思われます。
刑務所の食事には、麦飯が出るそうです。麦飯に、精神を安定させる効果があることを知っているんですね。
東京都の石原知事にも、麦飯をお奨めします。

日本の食生活が豊かになったと言われますが、その豊かな食事が、脳に悪影響を与えて、理性が機能しない人間を育て、荒廃した社会を作り出しています。

夢主義社会
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