夢主義社会トップへ ドコモ・KDDIは設備投資過剰で利用料高   2006年11月02日  戻る

現在の携帯電話の利用料は、ソフトバンクが言っている通り、大変高いと思います。
高い理由を考えてみると、設備に大きな費用を掛けているからだと思います。
良好な通信環境を実現するための設備投資は良いのですが、それ以外の費用は、できるだけ抑えるべきだと思います。

今回の携帯会社変更に伴うソフトバンクモバイルのシステムの処理能力オーバーが問題視されていましたが、今回の問題は、ドコモ・KDDIとソフトバンクのシステム能力の差が問題なのです。3社のシステム能力が同じレベルであれば、パンクしなかったでしょう。

高い処理能力で統一すれば良いと思うかもしれませんが、その設備投資は、利用料に反映されます。したがって、必要最小限の処理能力で統一すべきだったのです。特に、今回の携帯会社変更に伴う処理が集中するのは、最初だけです。以降は、大きく減少するでしょう。そんな事務処理のために、過大な設備投資を行うのは、過剰投資です。そして、その費用は、全て利用料に反映されます。これが、現在の携帯電話の利用料の高止まりの原因だと思います。

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