夢主義社会トップへ 競争の原理が、悪意を増加させる   2006年11月06日  戻る

今の社会は、競争社会です。
人々がお互いに競争することで、より良い社会につながると考えられていました。

でも、残念ながら、競争の最終目的が、お金儲けに向った結果、より良い社会には、つながらなくなってしまいました。
人々は、多くのお金を手にすると、そのお金を自分の欲望を満たすために使います。その欲望を満たすために、様々な商品やサービスが用意され、欲望産業が盛んになります。その欲望商品やサービスを手に入れるために、人々は、不正なことをしてでも競争に勝ち、お金を儲けたいと考えます。

ここには、より良い社会を願う気持ちは全くありません。

競争に勝つことで得られるお金で、欲望を満たすことができます。
これが、欲望社会につながり、悪意を増加させました。

学校でも、先生や学校を評価・ランク付けして、給与や待遇に反映させるようです。
この競争意識が、悪意を増加させ、いじめの隠ぺいにつながっているようです。

では、どうすれば良いか?
まずは、競争に勝っても、お金を与えないことが大切です。
代わりに、権限を与えます。
権限には、人事権、ルール・方針決定権、仕事や役職の選択権等があります。
つまり、優秀な人間が権限を持って、自分の思うように業務を遂行できるということです。

<参考>
夢主義社会は、成果主義です。
成果により得るものは、次の新たな夢に挑戦する権利です。

夢主義社会
https://www.dream-think.com/