生徒が自殺しても、学校側が、いじめを認めないことが多いようです。 学校側は、「自殺に直接つながるレベルのいじめ」が「いじめ」であり、それ以下の「いじめ」は、問題視するレベルではなく、学校側としては、正式な「いじめ」ではないと考えているようです。さらに、実際に自殺が起きても、「いじめ」との因果関係を明確に証明できなければ、「いじめ」ではないと判断するようです。 しかし、学校側は、自殺に至るような「いじめ」の定義をどのように考えているのでしょうか? まず、これを明確に、説明してほしいと思います。 そもそも、人間の心(脳)は、未だ解明されていないことが多くあります。 当然、人が何故、自殺に至るのかも、明確には解明されていません。 このような状況で、学校側が、自殺に至るような「いじめ」の定義を明確にできるはずがありません。 学校側が、「自殺に直接つながるレベルのいじめ」が有ったとか、無かったとか、判断できるはずがありません。 にも関わらず、「自殺に直接つながるレベルのいじめは無かった」と結論を出す学校側は、横暴であり、無責任この上ない対応です。 ある意味で、これもまた、学校側による「いじめ」と言えます。 いじめは、常に存在し、子供たちを苦しめています。 大切なことは、自殺とは関係なく、全てのいじめを調査して、無くする事です。 夢主義社会:いじめ対策(集大成) 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |