夢主義社会トップへ 自殺に至るような「いじめ」の定義?   2006年11月17日  戻る

生徒が自殺しても、学校側が、いじめを認めないことが多いようです。
学校側は、「自殺に直接つながるレベルのいじめ」が「いじめ」であり、それ以下の「いじめ」は、問題視するレベルではなく、学校側としては、正式な「いじめ」ではないと考えているようです。さらに、実際に自殺が起きても、「いじめ」との因果関係を明確に証明できなければ、「いじめ」ではないと判断するようです。

しかし、学校側は、自殺に至るような「いじめ」の定義をどのように考えているのでしょうか?
まず、これを明確に、説明してほしいと思います。

そもそも、人間の心(脳)は、未だ解明されていないことが多くあります。
当然、人が何故、自殺に至るのかも、明確には解明されていません。
このような状況で、学校側が、自殺に至るような「いじめ」の定義を明確にできるはずがありません。
学校側が、「自殺に直接つながるレベルのいじめ」が有ったとか、無かったとか、判断できるはずがありません。
にも関わらず、「自殺に直接つながるレベルのいじめは無かった」と結論を出す学校側は、横暴であり、無責任この上ない対応です。
ある意味で、これもまた、学校側による「いじめ」と言えます。

いじめは、常に存在し、子供たちを苦しめています。
大切なことは、自殺とは関係なく、全てのいじめを調査して、無くする事です。

夢主義社会:いじめ対策(集大成)

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