夢主義社会トップへ 社長資格を国家試験で認定?   2006年11月29日  戻る

ライブドア事件の裁判で、堀江氏は、
「非がないと思います」と刑事責任を否定したそうです。

そもそも、一般的に社長というのは、会社の中の事を全て隅々まで理解しているべきものなのでしょうか?
経理知識や、法律の知識、細かな業務知識等、充分な知識を持たずに、他人任せで社長の立場にいる人は、多いのではないでしょうか? 最終的な承認は、社長が行うが、その具体的な詳細内容までは、社長は理解していないことが多いと思います。
結果、その部下が、勝手な判断で、勝手に行動することになります。

もちろん、その結果に対して、社長としての管理責任はあります。
社長としての管理責任は、社長を辞任することで果たします。
退職金無し、場合によっては、今までの報酬を返却することもあるでしょう。
でも、刑事責任は、無いと思います。

社長としての管理責任を、刑事責任に持っていくならば、経理知識や、法律の知識、細かな業務知識等、充分な知識がある人にのみ、社長になることを許可するような制度が必要です。

経理資格のように、社長資格も国家試験で認定が必要になると思います。
でも、現実問題として、そのようなことは不可能なので、社長が直接事件に関わっていない限り、刑事責任は、無いと思います。

夢主義社会
https://www.dream-think.com/