裁判の落としどころを模索?:真実はどこにも無い! 2006年11月30日
インサイダー取引なんて曖昧なものです。 村上ファンド元代表の村上氏は、当初、インサイダー取引を認めていたのですが、最近、一転し裁判で否認することを表明しました。 これは、当初、ファンドや会社を守るために、検察側の起訴事実を認めた、つまり、意図的に嘘をついたということです。 今度は、裁判に先立ち、裁判決着後は、社会奉仕活動を考えていると言っているようです。これもまた、裁判を有利に進めようというポーズのように思えます。 私が思うには、 村上氏は、裁判の落としどころを模索しているようです。 インサイダー取引なんて曖昧なものです。真実はどこにもありません。 村上氏が考える裁判の落としどころのポイントは、 ・世間から睨まれない事 ・裁判長に、良い印象を与える事 ・検察側の顔も立てる事 この辺を考慮しながら、ほど良いところで決着しようと、考えているのではないでしょうか? 必ずしも、無罪でなくても良いと考えていると思われます。 有罪でも、自分の資産を全て没収されるようなことがなければ、問題ないと考えていると思われます。 周りの御機嫌を伺いながら、要領良く振舞うことで、得をします。 これが、舌先三寸の商売人の基本です。 何となく無意味な裁判という感じがしてきました。 私が思うには、今回の事件は、証券取引法の不備が原因です。 このような曖昧な状況で、一企業や個人の不正ギリギリの行為を、不正か否か問題視すること事態、無意味です。 ★一企業の不正を問題視するよりも、証券取引法の不備を改善することが大切です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |