相次ぐ談合摘発により、脱談合が進んでいるようです。 たいへん良いことではありますが、 一方で、競争の結果、強者のみが生き残り、弱者は生き残れない状況があるようです。 競争力にもいろいろあると思います。 技術力ならば良いのですが、 立場上の強さで、下請会社を安く使う力は、問題です。 1.大手ゼネコンは、仕事を受注するために、極端に安い価格で落札。 2.大手ゼネコンは利益を出すために、さらに安く、下請企業を使う。 3.その安さに耐えられる下請企業のみが生き残る。 4.やがて、その下請企業も耐えられなくなり、潰れる。 5.大手ゼネコンは、海外の安い労働者を雇う。 仕事を得られなくなった人たちは、どうすれば良いのでしょうか? そもそも、公共工事は、必要な物を作るだけでなく、 雇用を増やす目的もあるはずです。 エジプトのピラミッドは、公共工事だったという話があります。 公共工事の発注においては、 ・地元の労働者を50%以上使うこと ・日本人の労働者を使うこと といったような条件を加えるべきでは?と思います。 ドリームシンク(DreamThink):夢思考 https://www.dream-think.com/ |