夢主義社会トップへ 脱談合:生き残れるのは大企業のみ   2006年12月12日  戻る

相次ぐ談合摘発により、脱談合が進んでいるようです。
たいへん良いことではありますが、
一方で、競争の結果、強者のみが生き残り、弱者は生き残れない状況があるようです。

競争力にもいろいろあると思います。
技術力ならば良いのですが、
立場上の強さで、下請会社を安く使う力は、問題です。

1.大手ゼネコンは、仕事を受注するために、極端に安い価格で落札。
2.大手ゼネコンは利益を出すために、さらに安く、下請企業を使う。
3.その安さに耐えられる下請企業のみが生き残る。
4.やがて、その下請企業も耐えられなくなり、潰れる。
5.大手ゼネコンは、海外の安い労働者を雇う。

仕事を得られなくなった人たちは、どうすれば良いのでしょうか?
そもそも、公共工事は、必要な物を作るだけでなく、
雇用を増やす目的もあるはずです。

エジプトのピラミッドは、公共工事だったという話があります。

公共工事の発注においては、
・地元の労働者を50%以上使うこと
・日本人の労働者を使うこと
といったような条件を加えるべきでは?と思います。

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