夢主義社会トップへ 理想社会3:お金の廃止   2006年12月19日  戻る

<理想社会:お金の要らない社会に向けてのステップ3>

人・物・金が、経済の3大要素と言われています。

でも、実在するものは、人と物です。
お金は、人が物を得るために、便宜的に考え出した仮想のものです。
紙幣を見ると、お金は実在するように思えますが、実際には紙切れです。
人が、その紙切れに意味付けをしただけです。

現代は、そのお金が、実態があるかのように振る舞い、独走している状態です。
そして、お金がお金を、生み出す社会です。
お金と言う幻影に、振り回されている社会です。

本来、大切なものは、人と物です。
人は、物を作るための生産者であり、また同時に、物を消費する消費者でもあります。
多くの人たちが、多くの物を作ることにより、人類の未来へと続きます。

誰かが、お金持ちになっても、そのことは、人類の未来とは無関係です。
本来必要なお金は、最低限の物(衣食住)を得るためのお金だけで良いのです。
それ以上のお金を手にした人間は、そのお金を夢または欲望に、費やすことになります。
そのお金持ちが、自分のお金を、夢(人類の未来)のために、費やしたならば、人類の未来へと続きます。
逆に、そのお金持ちが、自分のお金を、自己の欲望のために、費やしたならば、人類の破滅につながります。

お金は天下の回りものです。
誰かが得をすれば、その分、誰かが損をします。
誰かが、お金持ちになると、誰かが、貧乏人になります。

今の腐った社会の根源は、労働の対価から掛け離れた、お金の存在にあります。
このお金を廃止して、本来の原点である、人と物に、立ち返るべきです。
つまり、お金を廃止して、コンピュータ管理によって、人(労働)と物を管理すれば良いのです。
※コンピュータ管理が進んだ現代において、これは、それ程難しいことではありません。

<お金廃止の手順>(世界的規模で行われるべき)
1.現金の廃止:お金のペーパーレス化(キャッシュレス)
2.全ての銀行を国有化して、1本にして、国がコンピュータ管理する。
3.「お金」という言葉を、「労働の対価」と名称変更する。
4.個々の取引が、「労働の対価」に見合った行為か否か、国がコンピュータでチェックする。

ドリームシンク(DreamThink):夢思考
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