不正か否か結論が出ていない状態で、不正を指示したとは? 2006年12月22日
ライブドア事件の裁判で、検察側による求刑が行われました。 堀江氏に懲役4年の求刑だそうです。 検察側の言い分は、「堀江氏が不正を指示した」と一点張りです。 しかし、元幹部たちも、「当時は、不正であると認識していなかった」と証言しています。 つまり、当時は、だれも、自分たちが行っている行為が不正であるとは、認識していなかったということです。 そして、今現在でも、未だ、不正な経理操作か否か、判決は出ていません。 このような状況で、検察側は、 ・「経理操作は、明らかに不正である」と決め付け ・「堀江氏が、不正を認識した上で指示した」と決め付け これは、検察側による、「事実を無視した一方的な決め付け」と言えます。 <正しい調査・判断手順> 1.まずは、「経理操作が不正なのか否か」の判決がほしいと思います。 2.経理操作が、明らかに不正であると判決が出たならば、 元幹部が、不正を認識していたか否かを調べる。 3.元幹部が、不正を認識していたならば、 堀江氏が、不正を認識していたか否かを調べる。 順当な手順を踏まないと、お互いに言いたいことを言ってるだけで、 「空回り裁判」って感じがします。 ドリームシンク(DreamThink):夢思考 https://www.dream-think.com/ |