グローバル経済は拡大、国内はボロボロ 2006年12月31日
景気回復を感じられない人が多いようです。 景気が良いとは、多くのお金が動いている状態です。 確かに多くのお金が動いているのでしょうが、 そのお金は、グローバル経済の中で、動いています。 一般庶民とは掛け離れたところで、多くのお金が動いています。 したがって、グローバル経済での景気回復は、一般庶民には、関係ないことです。 大企業は、大きな城を作り、その中にいる人たちには、ある程度のお金が回されます。 大企業は、海外との商売で利益を得ます。 労働力も、海外の安い労働者を使います。 結果、一歩、城を出ると、お金がほとんど回らない貧困層となります。 大企業は、その優位な立場を利用して、中小企業や安い労働力を使って多くの利を得ました。 そして、大企業に利を与えて疲れた中小企業や労働者は、やがて力尽き、踏み潰されます。 そこで、大企業は、新たな中小企業や労働者を、海外に求めます。 大企業は、中小企業や労働者を踏み台にして、踏み潰しながら成長を続けていると言えます。 大きな資本(お金)を持っている人が、その優位な立場を利用して、さらに多くのお金を得ることができます。 これは、資本主義社会の暴走と言えます。 本来、人類の夢は、「より良い社会を、未来に残すこと」であるはずです。 お金儲けではありません。 より良い社会を、未来に残すためには、一人一人の人間が、その能力を充分に生かせることが基本です。 お金儲けではなく、良い商品やサービスを、社会に提供することが大切です。 「全ての人が自由であり、夢を持ち、その夢に向かって歩ける社会」 それが、「夢主義社会」です。 現代社会は、大きな力(資本・お金)を持った人間たちの「勝ちたい」という欲望により、本来の目的を見失ったと言えます。 ドリームシンク (Dream Think):夢思考 https://www.dream-think.com/ |