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昔、上に立つ人間は、有能であり、自分に厳しく他人に優しい人間でした。
そのため、周りの人たちに認められ、結果として、上の地位を得ました。
ところが、今は、舌先三寸で上司の御機嫌を伺いながら、要領良く振舞って、その地位を手に入れた人が多く、充分な能力を持っていません。
このため、周りから問題点を指摘されたりします。
自分の地位を維持するためには、問題点を指摘する人間を排除することが重要になります。
結果、上に優しく、下に厳しい社会になります。
最近問題になっている守屋前防衛次官は、自分に都合の悪い人間を、人事権で強引に排除して、自分の立場を維持していたようです。
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