夢主義社会トップへ 薬害肝炎訴訟:政治決断を望むのは強引過ぎる   2007年12月10日  戻る

薬害肝炎訴訟に対する和解案の骨子を、今月13日に大阪高裁が出すそうです。
その判決の前に、政治決断を望み、原告団・支援者が要請行動を行ったようです。

でも、裁判所の判断を受けるのが先ではないでしょうか?
裁判所の判断が出る前に、総理大臣が政治決断をしたならば、
司法を蔑ろ(ないがしろ)にしたことになり、大変問題です。

他にも、様々な理由で国の責任を訴えている被害者が大勢います。
それを一部の件ついて、総理大臣が政治決断したら、不公平という気がします。

そもそも、病気で苦しんでいる人たちが、裁判での勝ち負けや線引きで支援・補助のレベルが決まるというのが間違っています。
どんな病気でも、速やかに無料で適正な治療を受けられるような医療制度にすべきです。

また、個人の病気や治療行為に関する情報を、病院間で共有できるようにすべきです。
そうすれば、どこの病院へ行っても適正な治療を受けられます。
無駄な再検査も無くせます。
そのためには、個人情報保護法を廃止すべきです。

<追伸>
夢主義社会」には、お金がありません。
ですから、全ての医療費は無料です。
そして、様々な個人情報をコンピュータで一括管理します。