夢主義社会トップへ 「偽」が増えるのは、資本主義社会の宿命   2007年12月13日  戻る

2007年の世相を現す「今年の漢字」は、「偽」だそうです。

利益偽装、耐震偽装、食品偽装、
公務員の働いている振りも偽装、
政治家の舌先三寸の公約偽装、
官公庁と民間業者の癒着は、取引偽装といったところでしょうか。

現代社会は、
自分に都合の良いことを大きくアピールし、
都合の悪いことを隠蔽する
ことで利を得られる社会です。

昔は、お互いに信頼して、協力して、今の社会を築き上げました。
今の社会のベースは、「信頼」です。
「信頼」をベースにした社会は、「偽」に無防備です。
このために、「偽」によって、簡単に崩壊します。

全ての悪の根源は、お金の存在です。
お金は、「偽」によって、簡単に手に入れることができます。
そのお金で、欲望を満たすことができます。

資本主義社会は、お金をベースにした社会です。
「偽」が増えるのは、資本主義社会の宿命です。
「偽」を無くすには、お金を廃止する以外にありません。

「夢主義社会」は、お金の無い社会です。