人は無意識の間に犯罪を真似る:デビル.マニュアル 2007年01月22日
最近、様々な犯罪が増えているようです。 この状況は、まるで、ウィルスが増殖するかのようです。 様々な情報が公開・共有される今の社会では、犯罪の情報も、多くの人たちが得ることができます。 その犯罪の情報を得た人たちの中には、実際に、その犯罪を行う人が出てきます。 その結果、公開される犯罪情報が増え、さらに、犯罪を行う人も増加します。 これはまさに、犯罪ウィルスに序々に犯されていると考えられます。 人類滅亡の可能性として、細菌兵器が考えられますが、細菌兵器を使うまでもなく、既に、人間の心の中(脳の中)では、徐々に犯罪ウィルスが増殖しているようです。 <犯罪ウィルス感染経路> 1.最初は、映画やテレビドラマ、マンガ本等で仮想の犯罪ストーリーを目にします。 ※このときは、仮想の物語であることを認識しています。 2.その後、自分自身が、その犯罪ストーリーと同じ状況に置かれると、無意識の内に、頭の中に記憶された犯罪ストーリーに沿って、行動を開始します。 このときの行動は、犯罪ストーリーの中のどの状況に置かれたかで、決まってきます。 その置かれた状況によって、殺人・自殺・暴力・暴言等の行動に至ります。 3.この現実社会で起きた犯罪のニュースにより、さらに多くの人たちが犯罪ストーリーを目にします。 ※ここでは、現実の物語です。 4.現実社会での犯罪ストーリーを目にした人たちは、犯罪ストーリーに沿って行動する確立が高くなります。 「人間の思考は、コンピュータとは違うから、ウィルス感染なんて有り得ない」と思う人は多いでしょう。 でも、コンピュータは、人間が人間の思考を真似て作った機械です。 そのコンピュータに存在するウィルスと同様のものが、人間の思考において存在しても、不思議ではありません。 特に現代は、人間関係が重視される社会です。 本来どうあるべきかよりも、周りに流されて生きている人たちが多いようです。 コンピュータがインターネット接続されて、ウィルス感染が拡大したのと同様に、 人間社会でのネットワークにより、犯罪ウィルス感染が急激に広がっています。 この犯罪ウィルスを、「デビル.マニュアル」(悪の説明書)と呼びたいと思います。 この「デビル.マニュアル」を目にした人たちは、ある日突然に、それを行動に移します。 まるで、悪魔が、人間界の破滅を目論んで、作ったかのようなマニュアルです。 <犯罪ウィルスへの対応策> ・人間関係に流されない ・一人一人が、「人類の未来のために、本来どうあるべきなのか」を考える ※「人は、一人ではない」と言いますが、時には、一人になってじっくり考えることも大切です。 むしろ、一人になってじっくり考えることが、一番大切なのです。 ↓こっちは、通常のホームページ形式です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |