夢主義社会トップへ 戦後も、軍人は優遇、民間人は虐げられる   2007年03月09日  戻る

東京大空襲で被害を受けた民間人が、国に対して謝罪と賠償を求めて提訴したそうです。
軍人やその遺族に対しては、恩給により、手厚く保障されています。

不当な戦争を行った当事者が、手厚く保障され、その戦争により被害を受けた民間人は、何の保障も無いというのは、狂った社会としか思えません。

戦時中、軍人優先で、民間人は虐げられてきましたが、
戦後も、旧軍人が優遇され、民間人は引き続き虐げられてきたと考えられます。

日本遺族会は「内閣総理大臣の靖国神社参拝の継続・定着」という方針を出しているそうです。
日本遺族会の人たちは、軍人の遺族であり、国からの保障を受けている人たちです。
靖国神社参拝を重視するのは、国からの補償をしっかり受けるためとも考えられます。

現在、財界人・政界人として大きな力を持っている人たちは、このような国からの補償をしっかり受けた人たちだったりします。社会のルールを決める権限を持っているのは、財界人・政界人ですから、自分たちに都合の良いようにルールを決めます。その結果、旧軍人関係者と民間人の格差はどんどん広がることになります。

国からの補償をしっかり受けている人たちは、戦争による恩恵を受けている分けで、戦争を美化して考えがちです。このため、軍事力は必要だと考え、軍事力(自衛力)増強に賛成します。そして、何れは、ほんとうに戦争に至ってしまいます。軍人を優遇する行為が、愚かな戦争を繰り返すことにつながります。

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