夢主義社会トップへ 政治家は風見鶏、その風見鶏に振り回される国民   2007年04月16日  戻る

政治家は、本来どうあるべきかを考える哲学者ではありません。
周りの人たちの意見に耳を傾けて、一番強い意見に従います。
つまり、自分の周囲の風に合わせて、自分の向くべき方向を決める風見鶏です。

本来、政治家を動かすのは国民なのですが、多くの国民は、政治家が正しい判断をしてくれるだろうと受身になっているようです。このため、政治家が一部の強い風で向きを変えると、それを見た国民も、合わせて向きを変えることが多いようです。その国民を見て、政治家は、自分の行動は正しいと認識します。その結果、本来どうあるべきかが判断されず、一部の強い風に国民全てが振り回されることになります。

今回の、憲法改正のための国民投票法案も、同様です。
アメリカ等の強い国からの要望に従って、政治家(総理大臣)はあれこれと、アメリカの要望を正当化するために知恵を絞ります。そして、国民に働き掛けます。

本来、日本の憲法は世界に誇れる大変すばらしい平和憲法です。
その憲法を、争いの耐えない世界情勢に流されて、自分たちも再びその争いに参加するために憲法改正を行おうとしています。

世界情勢に流されるのではなく、逆に、日本の平和憲法を世界に広めることこそが、本来進むべき道だと思います。

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