夢主義社会トップへ 国民投票法案:国会議員の心一つで憲法改悪できる   2007年05月10日  戻る

国民投票法案は、通ってしまいそうです。
あなたは今の国会議員を信頼できますか?
今の日本国民が国民投票で、正しい判断を下せると思いますか?

今回の国民投票法案の一番の問題点は、
「有効投票総数の過半数を賛成票が占めた場合に承認」
としている点です。
最低投票率の定めが無いために、例えば、10%の人が投票して過半数が賛成票なら憲法改正できることになります。

通常、投票に行く人は、賛成する人が多いです。反対する人は、投票に行かないことが多いと考えられます。従って、投票した人の過半数が賛成票である可能性は、たいへん高いと考えられます。つまり、今回の国民投票法案の方法をとれば、自然の成り行きで承認を得られるということです。この国民投票法案は、単に、「民主主義に則り、国民の賛否を確認した」と国民に思わせるための、形式的な行為に過ぎないということです。

つまり、今回の国民投票法案は、「国会で結論が出た内容について、国民は黙って従え!」ということです。

最近の自民党は、党の考えに反する議員には、離党してもらうようです。
党の考えを示すのは、総理大臣です。
従って、与党多数の状況では、総理大臣一人の考えで、憲法改正が決まってしまうことになります。

民主党も決定を長引かせたいだけで、基本的には、国民投票法案に賛成しているようです。
結局は、ほとんどの国会議員は、国民の意見に耳を傾けようとは思っていないようです。

国民投票法案が、通った場合、国民としてできることは、選挙で、憲法改正に反対する党に票を入れる以外にありません。これにより、国会で憲法改正案を通さず、国民投票に持ち込まないようにする以外にありません。

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