総合科医はドラエモン的発想で非現実的 2007年05月22日
厚生労働省は、専門分野に偏らない総合的な診断能力のある医師を、「総合科医」として認定する仕組みを整えるそうです。 体調が悪いときには、まず、「総合科医」の診断を受ければ良いことになり、患者がどこの病院へ行くかを自分で判断しなくても済みます。 でも、総合的な診断能力を持つには、膨大な知識を要します。その膨大な知識を持った優秀な医者は存在するのでしょうか? もし存在したとしても、今の医療技術では100%正しい診断は不可能でしょう。医者は神様ではありませんから。 さらに、「総合科医」が間違った診断をした場合、責任を問われることになるかも知れません。今の社会では、何かと他人に責任を押し付けたがる人が多いようですので。 総合科医という発想は、ドラエモン的発想ではないでしょうか? なんでも、かんでも適えてくれるドラエモンのポケットのように、 なんでも、かんでも適切に判断してくれる総合科医。 あまりにも現実離れした発想であり、国が税金と時間を費やして検討すべき内容とは思えません。 そこで、私の御奨めは、インターネットでの「病名判定システム」の構築です 厚生労働省のホームページ上に、「コンピュータでの病名判定システム」等を作って公開してもらい、自分の症状をインターネット経由で入力すると、考えられる病名を全て一覧で表示してくれるとありがたいです。 そもそも、膨大な情報を正確に処理するのは、コンピュータの方が向いています。 現状でも、様々な医者がホームページ上に情報を公開してくれています。 とりあえずは、自分でインターネット検索を行い、病名を判断するしかありません。 私のホームページでも、いろいろリンクしています。 ↓こっちは、通常のホームページ形式です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |