安倍総理の大盤振る舞い、そろそろ終盤 2007年06月04日
安倍総理は、次々に国会に法案を出しています。 年金時効撤廃特例法案に限って言えば、素早い対応で、非常に良いと思います。 少なくとも、この法案により、時効で失った年金は、確実に戻ってきます。 既存の法律で困っていることがあれば、やはり、国会で対応してもらうのが一番のようです。 これに対して、野党は、ただ単に反対するだけで、審議の先延ばし策だけでした。 参院選に向けてのポーズなので、この大盤振る舞いも、そろそろ終盤のようです。 選挙前は、国会議員が国民の声に耳を傾ける数少ないチャンスのようでした。 但し、単なる改革のポーズと思われる法案も多くありました。 私が思うには、今の政治制度である「議会制民主主義」に問題があると考えます。 選挙で代表者を選出し、その代表者を通して、間接的に自分の意思を政治に反映させる「間接民主制」では、代表者は自分の地位を守るために、選挙のための政治活動を行うことになります。 確かに従来は、国民が全員集まって議案を議論するということはできないので、このような「間接民主制」以外に選択肢がありませんでした。 しかし、インターネットが普及した現在、国民同士が互いに頻繁に意見を交わすことは、充分可能になってきました。現在のインターネット上の掲示板に、議案を公開して、期間を決めて、国民が自由に意見を書き込みます。最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。つまり、インターネットを利用した「直接民主制」です。 「直接民主制」にすれば、国会議員が不要になります。 |