夢主義社会トップへ バイオガソリン:機械優先社会(道を誤った京都議定書)   2007年06月06日  戻る

バイオエタノールを作るために、人間や動物が食べていた穀物が、車等の機械に向けられています。
SF物語の中では、機械が人間を支配する社会を描いたものがありますが、今の社会情勢は、正に、この道を歩んでいるように見えます。
人間は、飢えに苦しみ、機械は、しっかりガソリンを食べさせてもらえる社会。
人間や動物よりも、機械が優先して食料を食べるなんて、完璧に狂っています。

学者たちが、知恵を絞って作成した京都議定書。
しかし、学者たちは、発想が偏っているようです。
何のための地球温暖化防止対策なのか。
地球温暖化防止対策は、人間や動物のための対策です。
車等の機械のための、対策ではありません。
バイオガソリンは、CO2の排出を抑えることにばかり目が向き、人間や動物の存在を忘れています。
京都議定書での、バイオエタノールに関する案は間違いであり、削除すべきです。

<追伸>
人間も含めて動物は、穀物の栄養をを吸収後、残りを排出します。
そして土に返します。
これが、自然の摂理に適った生命活動です。

動物が食べるべき穀物を、バイオエタノールに変えて車で燃焼させる行為では、桁違いに早く穀物を消費します。土に返る物質も減ります。人工的に行う行為は、適度を知らないようです。これが、自然のバランスを崩しています。

また、バイオガソリンは、穀物の価格高騰や食料不足を招いています。
どうしても、バイオガソリンを作りたいならば、動物が食べた後の排出物で作るべきです。
動物よりも、機械が優先して食料を食べるなんて、完璧に狂っています。