新しい制度よりも、既存の制度の不備改善 2007年06月15日
自民党は、「社会保障カード」を検討するそうですが、様々な制度がある現状で、カードだけ統一しても無意味です。 時間の無駄。 さらに混乱を招く。 国会議員の無能さを自覚して、新しい制度の検討は、自粛してほしいと思います。 まずは、既存の制度の不備を改善することが大切です。 今回の年金時効撤廃特例法案は、年金記録漏れが判明した場合のみ適用だそうです。 本人の申請の遅れが原因の場合は、適用されないそうです。 つまり、あくまでも、「申請主義」ということです。 とても、国民の立場に立った制度とは、思えません。 本人の申請の遅れは、社会保険庁が本人に情報を伝えなかったのが原因です。 年金不明記録も、社会保険庁が、随時、本人に記録情報を伝えなかったのが原因です。 そう言えば、年金受給の申請って、いつからできるのでしょうか? 申請が早いと受け付けない。 申請が遅れると時効でもらえない。 社会保険庁は、年金制度自体をしっかり国民に伝える義務があるのではないでしょうか。 NOVAのように、自分たちに都合の良いことだけを大きくアピールするのでは、社会保険庁はNOVAと同類です。 <参考> 既に、年金加入記録は、インターネットで確認できます。 <インターネットでの年金加入記録の確認方法> 社会保険庁のサイト「年金個人情報提供サービス」で、 国民年金と厚生年金の加入の履歴を見ることができます。 ※ID・パスワード発行申込みが必要です。 ※申込から2週間程度で発行されます。 |