夢主義社会トップへ 自殺防止対策:命よりも夢が大切   2007年06月17日  戻る

「命は大切」と良く耳にしますが、何故か、理由の無い自殺や殺人が増えているようです。
「命は大切」→「それでどうすればいいの?」
「どうすれば良いのか」という進むべき道(目的)がないと、何も解決しないのではないでしょうか?

本当は、命が大切なのではなく、その命を使って、生きている間に、自分の目的(夢)に向かって歩むことが大切なのではないでしょうか。
命とは、何かを行うために与えられたものです。
命という権利を与えられた以上は、目的(夢)に向かって歩む義務があると考えるべきです。
「義務」とした方が、人間は行動し易いようです。

「命は大切」という言葉では、生きる権利や自由ばかりが、意識されてしまいます。
権利や自由が重視されると、楽しく生きたい、苦労したくない、となります。
目的(夢)に向かって努力する、苦労することを、嫌がります。
結果、目的(夢)を見失います。
目的(夢)を見失った人間は、死ぬのも権利・自由ということになってしまいます。

「夢主義社会」では、「労働は義務」です。
労働について、選択の自由は与えられますが、選択しないことは許されません。
自分で選択できない人は、強制労働させられます。


一人一人の人間は、人類の未来(夢)のために働く義務を有しています。
その義務を果たさないままに死んだのでは、社会が成り立たなくなります。
このため、命は大切であり、自殺も殺人も許されません。

正義のヒーローは、人類のために、命を掛けて闘います。
でも、その命を失ったのでは、人類の未来のために働くことができなくなりますので、やはり命は大切です。
つまり、夢という目的のために、命が大切ということです。

<追伸>
目的には、実は2つあります。「夢」と「欲望」です。
今の社会では、「欲望」を目的にしている人が多いようです。
欲望は、短絡的であり、欲望を満たすために殺人、欲望がかなわないから自殺、となることが多いようです。
一方で、夢は、心の豊かさをもたらします。心にゆとりをもたらし、短絡的な行動を抑制します。