夢主義社会トップへ 存亡の危機は、潰れ時!   2008年01月08日  戻る

会社の「存亡の危機」とか言って、気合いを入れて、談合・癒着・不正行為に手を染める企業が多いようです。
そもそも、個人も法人も寿命があります。
寿命が尽きたならば、静かに消えるのが本来のとるべき道です。
それを、少しでも寿命を長く延ばそうというのは、欲望以外の何ものでもありません。
欲望は、悪につながります。

存亡の危機は、潰れ時です。
その会社の寿命が尽きようとしているのです。
潰れるべき会社が潰れることで、新しい会社が生まれ育ちます。
その新しい会社が、新しい道を切り開きます。

寿命の尽きた会社が、いつまでも延命治療で生き続けることは、
新しい会社が生まれ育つことを阻害します。

存亡の危機を感じた会社は、是非、潔く潰れて頂きたいと思います。

<補足>
私が、以前勤めていた会社も、赤字が膨らみ、会社更生法の適用を受けて、再開した会社でした。
大企業の100%出資の子会社なので、親会社の心一つで、活かすことも潰すこともできます。
社長のポストは、親会社の幹部社員の天下り先になっていました。
親会社経由の仕事で、利益配分をもらい、さらに、下請け会社を安く使うことで、利を得ています。
親会社の七光で、優秀な下請け会社や、優秀な派遣社員を使うことができます。
実体は、中身の無い、空っぽの会社という感じがしていました。

<追伸>
「夢主義社会」では、世界規模・地球規模で、本来どうあるべきかを考えます。