夢主義社会トップへ 現代は、悪の社会   2008年01月28日  戻る

最近のニュースを見ていると、国会議員、公務員、警察、医者、教師、自衛隊、一般企業、等、ほとんどの職業の人たちが、悪に手を染めているようです。
正に、現代は、悪の社会と言えます。

「最後には、必ず正義が勝つ」、「悪が栄えた試しは無い」という言葉があります。
他方では、「勝った者が正義だ」という言葉もあります。
おそらく、今の社会は、悪の社会なので、「勝った者が正義」なのだと思います。
このため、人々は競争に勝つために、あらゆる手段を尽くします。
それが、さらに、悪を増加させています。

経済には、成長期、成熟期、衰退期というサイクルがあります。
これは、今の社会が、悪の社会である証明のように思えます。
正しい社会であるならば、ゆるやかな、安定成長を続けるはずです。
悪の社会であるために、歪んだ無理な成長の結果、成熟期、衰退期に至るのではないでしょうか。
過去の歴史を振り返っても、繁栄の後には、必ず、衰退が訪れます。
古代エジプトや古代ローマの歴史もそうです。

今の社会には、2種類の人間が存在します。
1.コツコツ努力して、物作りに励む人間(仮に善とします)
2.舌先三寸で要領良く世の中を渡る人間(仮に悪とします)

<成長期>
舌先三寸の人間が頑張ると、急激な成長を迎えることができます。(バブル成長)
この時、コツコツ努力する人間は、舌先三寸の人間に、安いお金で、扱き使われます。
この結果、舌先三寸の人間は、大きな利益を得ることができます。

<成熟期>
舌先三寸の人間は、得られた利益を、欲望を満たすために使います。
この結果、コツコツ努力する人間は、ますます、安いお金で、扱き使われます。(貧乏暇無し)

<衰退期>
コツコツ努力する人間は、絶えられなくなり、消えます。
コツコツ努力して、物作りに励む人間が消えたために、舌先三寸の人間は、物を得ることができなくなります。
この結果、舌先三寸の人間も消えていきます。

しばらくすると、また、コツコツ努力する人間が、雑草のように復活してきます。
そして、それを見て、舌先三寸の人間も復活し、また、バブル成長が始まります。

舌先三寸の人間が存在しなければ、ゆるやかな、安定成長を続けることができるのですが、困ったものです。
※舌先三寸の人間とは、財界人、政界人、社長を含めた幹部社員、営業マン、他力本願で活きる人たちを示します。

コツコツ努力する人間を木とするならば、舌先三寸の人間は、その精気(夢)を吸い取る寄生植物という感じがします。
自然界には、寄生植物、寄生虫というものが存在しているように、人間界でも仕方の無いことなのでしょうか?

解決策は、お金を廃止することです。

<追伸>
「夢主義社会」にお金はありません。
人々は、夢を追い求めます。※夢は社会貢献です。
報酬は、次の新たな夢に挑戦する権利です。