夢主義社会トップへ 正しいお金の使い方※道を誤った資本主義   2008年02月02日  戻る

本来、正しいお金の使い方は、物作りを行った人に感謝の気持ちを込めて、支払うものです。

例えば、いちごを買う際には、農家の方々に感謝しつつ買いましょう。
「こんなに美味しいイチゴを作ってくれてありがとう」
千円の商品に、一万円札を出して、
「お釣りは要りません。感謝の気持ちです。」
と言いましょう。
くれぐれも値切ったりしないように!

これが、本来の正しいお金の使い方です。

ところが、ズル賢い商売人は、これを自分の私利私欲で歪めてしまいました。
物作りを行わない商売人が、利を得るためには、どうすれば良いか。
早い話が、安く物を買って、それを高く売ることで、利を得ることができます。
これを、言葉巧みに要領良く行うことで、より多くの利を得ることができます。

物作りを行う人間から、物を買い取る際には、「お金は価値があるので、多くのお金は出せません」と言って、安く買い取ります。
売る際には、「この物は、たいへん価値があるので、多くのお金が必要です」と言って、高く売ります。

資本主義社会は、「商売人の商売人による商売人のための社会」です。
「人民の人民による人民のための社会」ではありません。
人民の中の商売人に都合の良い社会です。

「お金が大切」と言うのは、商売人の論理です。
商売人に都合の良い社会ルールを作るために、商売人は政治家にも働き掛けます。
商売人にとって、物作りを行う人たちは、お金儲けを行うための道具に過ぎません。
商売人の目的は、お金儲けです。
良い商品やサービスを社会に提供することではありません。
不正・不当な行為をしてでもお金儲けをしたいと考えます。
この結果、資本主義社会では、犯罪が増加します。
所得の格差というのは、実は、商売人が言葉巧みに、物作りを行う人たちから「物や労働力」を安く奪った結果とも考えられます。

<追伸>
そろそろ、お金という媒体と縁を切り、新しい社会構造に移るべき時が来ているのではないでしょうか。
「夢主義社会」はお金のない社会です。