夢主義社会トップへ サブプライムの真の原因は日本にある!   2008年03月21日  戻る

アメリカのサブプライム問題が、世界に波及しているようです。
でも、何故、アメリカがサブプライム問題を引き起こしたのか?
住宅バブルが原因と言われていますが、何故、住宅バブルが崩壊したのか?

アメリカ経済が、順調に上向いていれば、
借金して、高額な住宅を購入しても、それをさらに高い値段で転売することができました。
つまり、アメリカ経済が、頭打ちになったのが原因です。

では、何故、アメリカ経済が、頭打ちになったのか?
それは、日本経済が頭打ちになったからです。
正確には、日本の株価が頭打ちになったからです。

アメリカの投資家は、日本の株や不動産がどんどん上がると予想して、日本に投資してきました。
これにより、日本の経済は復活しました。
ところが、日本の株は、ライブドア問題をきっかけに、頭打ちしてしまいました。
国としても、規制緩和から規制強化に戻ってしまいました。

アメリカから日本への投資は、実は、借金して、高額な住宅を購入した人たちのお金が、回りまわって、日本に投資されていたのです。
日本の景気回復は、アメリカ人が借金してまで、日本に投資をして、支えていたということです。

その日本の株が、頭打ちしてしまった結果、
日本に投資していたアメリカ人が破綻したということです。

サブプライム問題はアメリカの問題と考えているようですが、
実は、真の原因は、日本にあったということです。

<補足>
景気を良くするには、どんなに企業や国民が頑張ってもダメです。
天下の回り物であるお金を、うまく回すことが景気の活性化になります。
株や不動産が、人から人へ、値上がりしながら回ることが必要です。
他にも、様々な消費の拡大が必要です。

日本の経営者や政治家は、私腹を肥やす事ばかりに力を入れているようです。
でも、それでは、資本主義社会は、何れ行き詰まります。
大切なのは、お金(資本)の好循環です。

<追伸>
「夢主義社会」は、「資本主義社会」に次ぐ、新しい社会構造です。
「夢主義社会」に、お金はありません。
人々は、夢を追い求めます。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。