夢主義社会トップへ チベット問題:自由と平和のどっちが大切?   2008年04月26日  戻る

「チベットに自由を!」と叫んでいる人たちがいます。
でも、今の世界には、毎日食べる物さえ充分に無く、飢えに苦しむ人たちが多くいます。
内戦等で、力の弱い女性や子供たちは、命からがら生きているようです。

このような地域では、自由よりも、平和を望むのではないでしょうか?
争いの無い社会で、安心して生活できる事を望むのではないでしょうか?

日本は平和ですが、一人一人は自由なのでしょうか?
一見、一人一人は自由に思えます。
でも、その自由は、実は、単に、定期的にお小遣い(給与)をもらって、
そのお小遣いで、何を買うかということだけです。

真に人類の未来に向けて、自分の意思で働いているか?という点で考えると、
一人一人は、単に、社会の歯車として行動しているだけではないでしょうか?
日本人は、上からの命令に、従順に、行動する民族です。
だから、今の平和な社会を得られたのではないでしょうか?

つまり、日本人は、自由を捨てて、平和を選んだのです。
でも、争いが無く、平和に過ごせる事を、「自由」と考えれば良いのかも知れません。

<補足>
現在の軍隊には、最新鋭の技術が投入されています。
でも、発想は、昔ながらの古い戦争のイメージの下に存在しています。
つまり、敵を倒す、殺す、破壊することを目的にしています。
このため、民間人が巻き込まれ犠牲になります。
もちろん、兵士も傷付いたり死んだりして良いはずがありません。
そして、戦いで、死傷者を出すと、それがさらに憎しみを増加させます。

現状では、死傷者を出さずに、国際紛争を解決する手段として、話し合い以外にありません。
しかし、憎しみが増加した状態での、話し合いは簡単には進みません。

そこで、現代の科学技術を駆使すれば、死傷者を出さずに、もっと迅速に効果的に国際紛争を解決できる手段があるのではないでしょうか。

日本には、軍隊は無く、自衛隊ですが、その装備は、軍隊と同じです。
自衛隊ならば、もっと守りに徹した装備にすべきです。

いっその事、自衛隊を廃止して救助隊に変更すれば良いのです。
「サンダーバード」のような「国際救助隊」にすれば、国際社会にも貢献できます。

救助隊に変更すれば、人命救助の意識が高まり、
先日のイージス艦事故のような事は、起こらなくなるでしょう。

これからは、異常気象により、自然災害が増えるようですので、災害救助のために、様々な装備を持った救助隊が必要です。
「サンダーバード」のように、ロケットや潜水艦、地底走行車等も必要です。
また、彗星が地球に衝突するような場合に備えて、彗星を破壊するような装備も必要でしょう。
でも、あくまでも、人命や財産を守るために活動します。

国際紛争においても、敵味方の分け隔てなく、人命や財産を守るために活動します。
人間が直接向かうと危険なので、人間型ロボットで救助活動を行います。
これにより、国際社会にも貢献できます。

既に軍隊を持っている他の国々も、軍隊を名称変更して、救助隊にすべきです。
遥か昔から、一般市民に不幸をもたらした軍隊を、いつまでも維持するのは、考え方が全く進歩していないということです。その点、日本の憲法は軍隊を否定している進歩的な憲法と言えます。