夢主義社会トップへ 歯車人間に自由を?(チベットに自由を!の実態)   2008年05月07日  戻る

「チベットに自由を!」と叫んでいる人たちがいるようです。
でも、この人たちは、チベット情勢について、詳細な状況を把握しているのでしょうか?

単に、思うように行かない自分の人生をベースに、自分勝手に、
自分の頭の中で、チベット問題を創造しているだけではないでしょうか?

そして、自分自身が、「もっと自由に生きたい!」という気持ちを、
「チベットに自由を!」という言葉に置き換えているのに過ぎないのではないでしょうか?

そもそも、サラリーマンは、歯車人間です。
与えられた仕事を、毎日、こなすだけです。
ここに、自由はありません。
「もっと自由を!」と叫びたくなるのは当然でしょう。

サラリーマンに許された自由は、
与えられた給与で、何を買うかということだけです。
物を買う際には、欲望で判断します。
つまり、欲望に対しての自由です。

本来、人間に必要な自由は、
人類の未来に向けて働くという理性に対しての自由です。
サラリーマンには、この自由がありません。
もちろん、会社を辞めれば、自由になれます。
でも、今度は、お金が無いと、自分で事業を起こすこともできません。
やはり、自由ではありません。

このように考えると、自由が無いのは、チベット民族に限らないという事です。

ふと思うのですが、日本も、終戦時に一歩間違えたら、チベット民族と同様になったかもしれません。
もし、終戦時に、「米軍が作った憲法なんか嫌だ」と言って、暴動を起こしたならばどうでしょうか?
おそらく、今の平和な日本は無かったでしょう。

日本人は、シッポを振って、米国に可愛がられるペットになったのです。
その結果、今の豊かさと平和を得たのです。

<追伸>
人類の夢は、「より良い社会を、未来に残すこと」であるはずです。
「より良い社会」とは、全ての人が自由であり、夢を持ち、その夢に向かって歩ける社会です。
※ここで、「夢」とは、社会貢献です。
※「欲望」は、争いを招き、破滅に向かいます。

「夢主義社会」に、お金はありません。
人々は、夢を追い求めます。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。