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高齢化社会に伴い、国の医療費が増え続けているようです。
歳を取れば、体のあちこちが悪くなるのは当然でしょう。
そして、最後に死亡します。
悪くなった体を、順次、治療すれば、少しは長生きできるでしょう。
でも、これは、人間本来の生き方なのでしょうか?
このような治療を続けていたら、どんなに財源があっても足りなくなるでしょう。
人口呼吸器を使った延命治療の是非が問題になっていますが、
生きるか死ぬかの瀬戸際の治療でなくても、
一般的な高齢者の医療というのは、全て延命治療と言えないでしょうか?
本来、必要な治療とは、「その人が回復して、人類の未来に役立つ労働ができるようになる事」だと思います。
もちろん、何が、人類の未来に役立つ労働なのか、一概には決められません。
今の、高齢者医療は、「とにかく生きていれば良い」という発想で治療しているようです。
・寝たきりになっても
・一生涯通院しなければならなくなっても
・一生涯薬を飲まなければならなくなっても
・鼻等に管を通した生活になっても
この結果、一生涯、治療を受け続けることになります。
本来、完治すれば、通院しなくても済むのです。
何となく、医者は、患者を引き止めておくために、
中途半端な治療で長引かせているように思えます。
また、患者の方も、
・何となく通院していると安心
・何となく薬をもらうと安心
という人も多いようです。
医療制度改革には、
お金よりも、個々の治療方法に目を向けるべきではないでしょうか?
今の医療制度は、医療機関にお金をバラ撒くための制度にしか思えません。
公共事業で、お金をバラ撒くのと同じです。
<追伸>
「夢主義社会」には、お金が存在しないので、当然、医療費は無料です。
全ての人間が、必要な治療を受けることができます。
必要な治療とは、その人が回復して、人類の未来のために役立つための治療です。
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