夢主義社会トップへ 医者の儲け方:中途半端な治療で長引かせる   2008年05月11日  戻る

高齢化社会に伴い、国の医療費が増え続けているようです。

歳を取れば、体のあちこちが悪くなるのは当然でしょう。
そして、最後に死亡します。
悪くなった体を、順次、治療すれば、少しは長生きできるでしょう。
でも、これは、人間本来の生き方なのでしょうか?
このような治療を続けていたら、どんなに財源があっても足りなくなるでしょう。

人口呼吸器を使った延命治療の是非が問題になっていますが、
生きるか死ぬかの瀬戸際の治療でなくても、
一般的な高齢者の医療というのは、全て延命治療と言えないでしょうか?

本来、必要な治療とは、「その人が回復して、人類の未来に役立つ労働ができるようになる事」だと思います。
もちろん、何が、人類の未来に役立つ労働なのか、一概には決められません。

今の、高齢者医療は、「とにかく生きていれば良い」という発想で治療しているようです。
・寝たきりになっても
・一生涯通院しなければならなくなっても
・一生涯薬を飲まなければならなくなっても
・鼻等に管を通した生活になっても
この結果、一生涯、治療を受け続けることになります。

本来、完治すれば、通院しなくても済むのです。
何となく、医者は、患者を引き止めておくために、
中途半端な治療で長引かせているように思えます。

また、患者の方も、
・何となく通院していると安心
・何となく薬をもらうと安心
という人も多いようです。

医療制度改革には、
お金よりも、個々の治療方法に目を向けるべきではないでしょうか?

今の医療制度は、医療機関にお金をバラ撒くための制度にしか思えません。
公共事業で、お金をバラ撒くのと同じです。

<追伸>
「夢主義社会」には、お金が存在しないので、当然、医療費は無料です。
全ての人間が、必要な治療を受けることができます。
必要な治療とは、その人が回復して、人類の未来のために役立つための治療です。