夢主義社会トップへ 拉致問題:憎しみでは何も解決しない   2008年07月10日  戻る

憎しみは争いを生み、憎しみをさらに増大させます。
過去に、北朝鮮拉致問題が進展したのは、小泉前総理の時です。
日本が大幅に譲歩した結果、大きく進展しました。

日本政府としては、人の命を第一として交渉します。

普通、自分の子供を誘拐された場合、
いくらお金を出してでも、どんなに譲歩してでも、
自分の子供を無事返して欲しいと思うのが親ではないでしょうか?

日本政府は、北朝鮮に譲歩して、拉致問題を解決に向けようとしています。
これに対して、拉致被害家族会の方々は、
「譲歩するな!」
という考えのようです。

拉致被害家族会の方々は、ほんとうに、子供を返して欲しいと思っているのでしょうか?
子供は生きていないのでは?と思い、諦め、
恨みを晴らすために、北朝鮮に制裁を加えたいだけのように思えます。

そういえば、過去に、拉致被害者が返された時にも、関係者に対して、一言の御礼も労いの言葉もありませんでした。
何となく、憎しみだけの「鬼」のように見えます。

確かに、何十年も憎しみだけを抱いて生きてきた訳ですから、「鬼」になるのは当然と言えるでしょう。
でも、憎しみでは、何も解決しません。