夢主義社会トップへ 人間関係は麻薬と同じ!   2008年08月01日  戻る

最近の学校の教育は人間関係重視のようです。
「自分が頑張る。自分が努力する。自分を磨く。」といった方法よりも、
「人間関係で、要領良く振る舞い、相手の御機嫌を取り、利を得る」という方法が正しいと教えているようです。

今回の大分県での教職員汚職も、その教育方針に沿った行為と言えます。
先生が自ら、人間関係の醜さ・汚さを、実践していたという事です。

つまり、「人間関係の中で、要領良く振る舞い、他人の力に頼って生きていきましょう。」ということのようです。
「人間関係重視=他力本願」
これでは、学力低下は、当然の成り行きと考えられます。

人間関係重視の社会では、歯車に成り切ることが大切です。
社会の中で、要領良く振舞って、歯車として、組み込まれることが大切です。
歯車に成ることを拒否した人が、ニートです。
また、要領良く振舞うことができず、正規の社員としての立場を得られなかった人が、フリーターです。

いじめは、人間関係重視の社会で、「自分の地位を高くしよう、または、維持しよう」という思いからの行為です。
「無視」「仲間外れ」が「いじめ」と定義されるのは、人間関係重視の社会だからです。
人間関係重視の社会では、人間関係がうまく行かなくなると、自分の存在価値を見失い、無差別殺人や自殺に至ります。

本来、人間関係よりも、「自分が頑張る。自分が努力する。自分を磨く。」といった事の方が大切です。
自分自身が目的「夢」を持って、しっかり生きていれば、他人をいじめる暇はありません。
自分の夢のために、頑張るだけです。
「無視」「仲間外れ」になっても、問題ではありません。
自分の進むべき道を、進むだけです。
自殺を考える暇もありません。

残念ながら、一度でも、「人間関係重視=他力本願」の世界に踏み入って、
その快感を体感してしまうと、簡単には抜け出す事ができません。
それは、「麻薬」と言えるでしょう。
何だかの理由で、「麻薬」を絶つと、暴走を始めます。無差別殺人や自殺です。
更生方法は、再度、人間関係という麻薬を与える以外にありません。

現代人は、子供の頃から、人間関係重視の教育で、麻薬漬けにされていると言えます。
ですから、正しい判断能力を持たず、様々な社会問題を生み出しています。