夢主義社会トップへ 勝ちたいは欲望   2008年08月11日  戻る

オリンピックで、選手の皆さんは、メダルを目指して頑張っているようです。
水を注すようですが、「勝ちたい」というのは欲望だと思います。
だれが勝っても負けても、人類の未来とは関係ありません。
人類の未来につながらない行為は、夢ではなく欲望です。
また、応援する人たちも、選手を応援することで、その「勝ちたい」という欲望を共有しているようです。

最近、明確な理由の無い自殺や殺人、無意味なマネーゲームが横行している「狂った社会」という気がしますが、スポーツでも、熱狂的ファンがいるようで、その言葉通り「狂っている」ように感じます。
人間が大勢集まって欲望に走ると、思わぬ方向に暴走してしまうことがあります。
サッカーでは、フーリガン。
一般社会では、談合・癒着・偽装等。
人間が大勢集まった時に、理性的に行動するのは、難しいようです。

私が思うに、スポーツは、自分の体を鍛える事が目的だと思います。
鍛えた体(健康な体)で、人類の未来に役立つ事が、最終目的です。

ですから、スポーツは下手でも良いので、自分自身が参加して、額に汗することの方が、健康のために価値があると思います。


<追伸>
「夢主義社会」では、勝ち負けよりも、一人一人が夢(人類の未来)に向かって歩む事を大切に考えます。