夢主義社会トップへ 新説:慢性疲労は成長ホルモン不足では?   2008年11月20日  戻る

精神ストレスは、運動ストレスで解消できるという話しがあります。

ある程度のストレスは、人が生活する上で、必ず生じるものです。
そのストレスを溜め込んでしまうと、慢性疲労になります。
体内のストレス物質を流し出すには、血流を良くするのが一番です。
血流を良くするには、運動(運動ストレス)が必要です。

おそらく、人間の体には、肉体的疲労を解消するためのメカニズムは有るのですが、
精神的疲労だけを解消するメカニズムは無いのだと思います。
人間は、遥か古代から肉体労働を主に行ってきました。
肉体労働を伴わない労働が増えたのは、極近年の事です。
人間の体は、精神的疲労だけの状況を想定していません。
このために、運動不足の現代人では、精神的疲労を解消できないという状況に陥るのです。

精神は脳です。肉体は首から下です。
肉体的疲労を解消するためのメカニズムで、その過程で一緒に、精神的疲労も解消できます。
精神的疲労だけだと、疲労を解消するためのメカニズムが起動されないのだと思います。

疲労を解消するためのメカニズムで一番効果的なのが、睡眠です。
ノンレム睡眠では、成長ホルモンが分泌され、体の修復を行います。
レム睡眠では、血液が体中を巡り、修復した後のゴミ?を流し出しているのだと思います。
成長ホルモンは石鹸で、その洗剤で、体の中を掃除していると考えれば良いと思います。

ところが、精神的疲労だけだと、充分な成長ホルモンが分泌されません。
つまり、精神的疲労だけだと、洗剤が無い状況で、掃除する事になり、きれいに掃除できません。
結果、疲労が回復しません。

慢性疲労には、散歩等の軽い運動をお薦めします。
腹筋、腕立て伏せ、スクワットも良いと思います。

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