政局よりも政策が大切と言っておきながら、進まない政策。 今の政治の混沌は、職業政治家の存在にあると思います。 本来、政治家は、庶民の代表です。 庶民の声を行政に反映するのが役割です。 でも、長く、政治家を続けていると、庶民感覚が分からなくなります。 政治家は、自分の地位を維持するだけで、報酬を得られます。 このために、自分の地位を維持する事に固執します。 これが、政治腐敗につながります。 この状況は、特定の人間に政治を任せてしまった国民に責任があります。 民主主義は、一人一人が自覚を持って政治に参加しなければ、成り立ちません。 職業政治家を廃止して、新たな政治制度を考えるべき時に来ています。 そこで、今の国会を無くして、インターネットによる直接民主制にしては如何でしょうか? 「夢主義社会」では、国会は、インターネット上の掲示板で行われます。 議案は、様々な団体が、独自に作り、インターネット上の掲示板に、議案を公開します。 国会議員は存在せず、国民一人一人が直接、インターネット上の掲示板に公開された議案に対して、自由に意見を書き込みます。 最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。 今の政治制度は、「議会制民主主義」であり、選挙で代表者を選出し、その代表者を通して、間接的に自分の意思を政治に反映させる「間接民主制」になっています。 確かに従来は、国民が全員集まって議案を議論するということはできないので、このような「間接民主制」以外に選択肢がありませんでした。 しかし、インターネットが普及した現在、国民同士が互いに頻繁に意見を交わすことは、充分可能になってきました。 現在のインターネット上の掲示板に、議案を公開して、期間を決めて、国民が自由に意見を書き込みます。 最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。 つまり、インターネットを利用した「直接民主制」です。 但し、このためには、不正なアクセスができないような、信頼できるインターネット技術が必要です。 一人に一個のIPアドレスを配布して、インターネットへのアクセスの全てを監視するシステムが必要です。 |