夢主義社会トップへ 子供に大人の論理は通じない!   2008年12月18日  戻る

子供は大人の操り人形ではありません。
豊かな想像力、旺盛な好奇心、優れた記憶力、
大人よりも遥かに頭が良いです。
その子供に、大人がアーしろ!コーしろ!と偉そうに命令しても、その通りに行動するはずがありません。

「子供に携帯電話を与えても、大人が正しい使い方を説明すれば大丈夫だ」
と思っている人は、自信過剰で頭の固い大人の思い上がりです。
大人よりも子供の方が頭が良いという事を、十分に認識すべきです。

大人がどんなにダメと言っても、それを無視して前へ進むのが子供です。

学校での携帯電話を禁止する話しがあります。
でも、学校以外ではどうなるのでしょうか?
学校以外では、親の判断に任せるという事なのでしょう。
学校の外で、携帯電話でネットいじめを続けたのでは問題です。
やはり、親が子供に携帯電話を与えない事が大切です。

<補足>
大人は頭が固いです。
長い人生経験の中で、心の中に壁を作っています。
ですから、非常識な行為は行いません。

でも、子供には、そんな壁はありません。自由です。
大人の常識は通じません。
「言葉で説明すれば分かるはずだ」
と思うのは、、自信過剰で頭の固い大人の思い上がりです。

子供が大人と同様の常識(社会性)を身に付けるには、年数が必要です。
それが一般的には20年と考えれば分かり易いでしょう。
その間に、大人が額に汗しながら、人類の未来のために頑張っている姿を、子供に見せることで、子供は、社会性を身に付ける事ができます。

ところが、現代社会は、欲望社会です。
面白可笑しく楽しくが基本です。
大人が子供に接するのは、大人が子供と一緒に遊ぶ時です。
サラリーマンが増えた現代社会では、子供は、大人が苦労している現場を見ることができなくなりました。
これでは、子供は、社会性を身に付けないままに大人になります。

社会性は、言葉で説明しても身に付けられません。
周りの大人の行動を見ることで身に付けられます。
大人がどんなに正しい事を説明しても、裏で悪い事をしていると、
子供も、表面は良い子でも、裏で悪い事をします。
行動が伴わない言葉は、不信感を与えるだけです。

子供の成長期は、正しい大人になるために、大変大切な時期です。
この時期に、安易に、新しい物を与える事は、正常な成長を妨げ、子供の精神に異常を来たす事になります。