生活保護を受けられた人は、家賃補助を含めて、月12万円程度もらえるそうです。 月12万円あれば、充分に普通の暮らしができるでしょう。 日本の憲法では、全ての国民が最低限度の生活を保障されています。 今の日本では、お金が無いからと言って、ホームレスになる必要は無いのです。 また、ネットカフェ難民になる必要も無いのです。 ましてや、命を失う必要は無いのです。 ところが、現状では、この生活保護制度が充分に機能していないようです。 その理由は、 ・生活保護を受ける事は恥ずかしい事と考えている人が多い。 ・保護申請の受付窓口で、申請しないように、職員が働き掛けているケースが多い。 ・このような状況から、生活保護を、申請せずに諦めている人が多い。 本来、経済的に困窮するのは、今の社会構造に問題があるからです。 本人の問題ではありません。 ですから、堂々と、生活保護を申請すべきです。 まず、福祉事務所で生活保護を申請しましょう。 受付窓口の職員に相談すると、舌先三寸で申請を諦めさせられる可能性が高いので、相談せずに、まず、生活保護を申請しましょう。 生活保護は、国民が安心して生活できる最低限のセーフティーラインです。 この生活保護制度がしっかり機能しないのでは、安心して生活できません。 今回の派遣労働者の大量解雇の件で、生活保護制度がしっかり機能するようになれば、国民は、将来の不安に備えて貯金をする必要が無くなります。 そうすれば、消費が拡大し、経済が活性化します。 お金に困った時には、借金を考える人が多いようですが、 まずは、生活保護を利用できないかを検討すべきでしょう。 他にも、低利子・無利子で借り入れできる制度も色々あるようです。 様々な制度があっても、それを知らないために、利用されていないケースが多いようです。 今の日本では、新たな制度を作らなくても、既存の制度をしっかり利用すれば、充分に豊かな暮らしを得られるのです。 逆に、大企業は、行政に働き掛けて、自分たちに都合の良い制度を作り、国からの補助金等で、しっかり利益を得ているのです。 今の日本社会でのお金持ちは、結局、行政がばら撒くお金を要領よく懐に入れた人です。 貧乏人も、生活保護を利用する事で、お金持ちになれます。 しかし、今のような社会構造を続けていたのでは、日本は何れ財政破綻するでしょう。 無意味なお金のばら撒きに依存しない新しい社会構造を考えるべきでしょう。 |