夢主義社会トップへ 資本主義社会:人は道具に過ぎない   2009年01月12日  戻る

大量解雇で、「人を物扱いするな!」という声があります。
資本主義社会で、企業は、利益を出すのが、至上命題です。
そのために人を道具として利用しているだけです。
「人を物扱いするな!」と主張するならば、資本主義社会を止める以外にありません。
※私は、新しい社会構造として、「夢主義社会」を提案しています。

今の社会では、人間関係が大切と言われています。
勤めている間に、会社側とドロドロした人間関係を結めば、会社と一体と認められます。
そうすれば、道具ではなくなります。
例えば、談合・癒着等に関わる事で、持ちつ持たれつの関係になるということです。

そう言えば、私が過去に勤めていた会社の労働組合で、組合専任だった副委員長が、会社側に戻り、いきなり営業部長になったという事件がありました。
これは、明らかに会社側と組合執行部側との癒着です。
つまり、会社側とドロドロした人間関係があれば、常に、それなりの地位を維持されるという事です。
但し、民間において、これを明確に規制する法律は無いので、犯罪にはならないのだと思います。

日本社会は、ドロドロした人間関係で物事が進められる社会です。
ですから、「人間関係が大切」と学校教育でも教えます。
でも、人間関係を第一に優先するという事は、何が正しいのか、本来どうあるべきかを、後回しにするという事です。
結果、社会は、悪の社会になります。

悪の社会では、癒着、談合、詐欺、脅迫、窃盗、暴力、殺人等、何でも有りです。

「裏切られた」という言葉を耳にしますが、
これは、ドロドロした人間関係に流されて悪事に手を染めていた人が、
間違いに気付き、それを正した結果です。
つまり、裏切る行為は、悪い人間関係を断ち切る良い行為という事です。
逆に言えば、「裏切られた」という言葉を口にする人は、悪人ということです。



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