夢主義社会トップへ 公共事業は保護主義が当然   2009年02月12日  戻る

エジプトのピラミッド作りは、公共事業だったそうです。
ナイル川が氾濫する雨季に、国民に仕事を与えるために行われたそうです。

公共事業には、国民の税金が使われています。
公共事業は、国民に必要な公共の物を作ると同時に、国民に仕事を与えるのが目的です。
公共事業によって生じるお金の流れは、全てが国民のためでなければなりません。
従って、公共事業は、保護主義になるのが当然です。

保護主義は、経済に悪影響を及ぼすと言われていますが、
公共事業により、国民・地域の人たちにお金が回る事によって、消費が活性化します。
また、保護主義は、地産地消になるため、環境にも良いです。

自由主義経済では、巨額のお金が動きますが、そのお金は、一部の特定の人たちの利益になるだけのようです。
公共事業でも、ゼネコンや談合等で、一部の人たちが利益を得るのは問題です。
現在のお金持ちは、公共事業や補助金等の国からのお金を要領よく懐に入れた人のようです。
公共事業は、庶民にお金が回るように、充分なチェックが必要です。

エジプトのピラミッドは、それ自体は、役に立つ施設ではありませんが、
ピラミッド作りによって、様々な技術の向上を図ることができました。
公共事業は、技術を磨く場(職業訓練)と考えても良いと思います。

そういう意味で、これからの公共投資は、ロボット開発や宇宙開発に向けられるべきです。