夢主義社会トップへ 改正薬事法※何故3つに分類?   2009年05月02日  戻る

政府のやることは、無駄だらけです。
何かやればやるほど、社会は混乱、景気は後退します。

今回の改正薬事法についても、複雑怪奇に線引きしているだけです。
本来、個々の薬の製品毎に、様々な注意点があります。
それを無理やり、3つに分類しています。※何故3つなのでしょうか?
官僚は、とにかく分類することで、「しっかり仕事をしました」と主張したいのでしょう。

そして、その分類毎に、薬剤師・登録販売者の役割を決めています。
薬剤師は、全ての薬について、知識を全て頭の中に記憶しているのでしょうか?
結局は、安易な返答・対応をすることになるのではないでしょうか?
人間の対応は曖昧なものです。正確さに欠けます。

薬剤師などに頼らずに、正確に対応できるコンピュータシステムを構築するべきです。
インターネット上で、自分の症状を入力すると、自動的に判断して、必要な薬と、その副作用・注意点を示してくれます。
その内容を確認して了承すると、購入できるようにします。

コンピュータ管理にすれば、分類は不要です。
個々の製品毎にチェックできます。
分類は、人間が作業する上で、分かり易くするために、分類するだけです。
つまり、分類は、人間が管理する際に必要で、コンピュータ管理にすれば不要です。

これからは、インターネットを通してコンピュータを利用する時代です。
人に代わり、コンピュータが個別に正確に情報提供する時代です。
分類したり、線引き、ランク付けは無意味です。
それを、毎回、人(薬剤師)を関与させたり、ネット販売を禁止したりというのは、時代に逆行しています。
その逆行が、景気の後退を招いています。

<補足1>
今回の改正薬事法の検討では、反対意見を持つ人たちをメンバに入れていません。
官僚の判断で、そういう人たちを、外したと思われます。
そうする事で、改正作業をスムーズに進められます。
検討委員会のメンバは、官僚の都合で決められています。
そういう不当な手法で決められた法律が、今の日本では蔓延しています。
全ての悪の元凶は、官僚です。

その事実が判明したために、現在、再度、反対派の人たちを含めて検討中のようです。
不当な検討会であった事が判明した分けですから、まずは、改正を白紙撤回すべきです。
そして、関与した官僚を処罰すべきです。

<補足2>
公務員は憲法第15条の中で「全体の奉仕者」とされています。
一部の人の意見を元に法律をどんどん改正されたのでは、多くの国民が迷惑を受け、さらに、日本社会を疲弊・崩壊させることになります。

ネット販売禁止というような規制は、多くの国民の同意の上に行われるべきです。
今回の薬のネット販売禁止は、多くの国民が反対しています。
このような状況で、官僚の独断で一方的に規制してしまうのは、憲法に反する違法な行為です。