夢主義社会トップへ お金で国民の心を買う内閣   2009年05月05日  戻る

高速道路料金引き下げで、利用者が増えて、混雑しているようです。
車の利用増加で、二酸化炭素の排出が増えています。
エコを推進しながら、二酸化炭素の排出を増やす政策というのは、相反しています。

また、高速道路の利用者が増えた結果、旅客フェリーの利用者が減っています。
景気対策と言っていますが、その景気対策で、旅客フェリーは仕事が減っています。

政府が何かすればする程、社会は混乱します。
得をする人と損をする人の両方がいます。
政府が無意味なお金のばら撒きで格差を広げていると言えます。
政府は経済に対して何もしない方が良いのです。

「経済は御祭り」、「政治は生活」です。
政府が行うべきは、国民の最低限の生活を守る事です。

今回の金融危機でも、国民の最低限の生活をしっかり守る制度があれば、多くの人が解雇されても、何の問題もありませんでした。

でも実際には、政府は今までに、巨額のお金を経済にばら撒いてきました。
そして、巨額の財政赤字になっています。
この結果、経費削減で少しでも生活保護費を削ろうとしているようです。
国民の最低限の生活を削っているのです。

このお金のばら撒きで、日本は豊かな社会になったというよりも、欲望社会になりました。
そして、格差拡大、犯罪の増加を招いています。
日本を混乱させているだけです。

<補足>
国民の多くは、麻生内閣にも、自民党にも期待していないでしょう。
麻生内閣は、単にお金をばら撒くだけと理解しているはずです。
ですから、他の政党にしようかなと検討しているでしょう。

でも、そのばら撒くお金が、自分の所に回って来るとなると、態度を一転させます。
態度を一転させて、自民党を応援する事になります。
もちろん、そのお金の元は、国民の税金だったり、国の借金だったりする事は分かっているでしょう。
それでも、実際に、そのお金が自分の懐に入るとなると、国民は正しい判断をできなくなります。

そのお金のばら撒き方が、自民党は上手なのでしょう。

この状況は、当に、「お金で国民の心を買う」行為と言えます。
そのお金は、国民の税金だったり、国の借金だったりします。
「他人のお金で、他人の心を買って、自分が利を得る」
これは、どう考えても詐欺師です。